檀一雄さん、北大路魯山人さん、吉本隆明さんなど、男性の作家やエッセイスト、料理家が綴った、おすすめの食エッセイをご紹介します。
ごちそうは食べるともちろん美味しいのですが、読んでも美味しい!
そこには懐かしさを感じるごはんの話、未知の料理や食の世界が広がっています。
おすすめ食エッセイ10選!<男性作家・著者>
檀流クッキング/檀一雄(中公文庫BIBLIO)
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作家・檀一雄さんが1970年に出した料理エッセイ。
「この地上で、私は買い出しほど、好きな仕事はない」。
日本はおろか、世界中の市場を買いあさり、材料を生かした豪快な料理九十二種を紹介する“美味求真”の快著。
文壇随一の名コックによる「男の料理」の名著です!
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明日、何を作ろう/松浦弥太郎(単行本)
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エッセイスト・松浦弥太郎さんが日々、味わい、自ら料理をしているレシピ66点と、それらにまつわるエッセイ。
バンクーバーで空腹を満たしてくれたサーモン入りのクラムチャウダー、懐かしい母のマカロニサラダ、自分へのごほうびの揚げパンなど、一般の料理書とは一線を画するおいしいものの数々。
著者自身が撮影した、料理への愛情あふれる美しい写真も楽しめる一冊です。
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LAフード・ダイアリー/三浦哲哉(単行本)
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ロサンゼルスに渡った映画研究者が、「食」を通して考えたアメリカ。
LAの食には、自由闊達な生命力がある。
「多様性」とは何か、それをいま、どう擁護しうるか。
料理本批評エッセイ『食べたくなる本』で話題を呼んだ著者による、ユニークな食生活エッセイ&体験的都市論。
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キッチハイク!突撃!世界の晩ごはん/山本雅也(集英社文庫)
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キッチンのヒッチハイク=キッチハイク!
世界各地で出会った個性豊かな人々と家庭料理の数々。
もっともぐもぐ、ずっとわくわく。いざ、もぐもぐ・ザ・ワールド!
世界中の家庭の食卓を訪ね歩いた、カラー写真を交えて綴る食卓探訪交遊録。
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春夏秋冬 料理王国/北大路魯山人(ちくま文庫)
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北大路魯山人の料理エッセイ集。
絵をかき、書をよくし、美食が高じて陶器を作り、星岡茶寮をひらいた魯山人。
料理する心とは、食器は料理のキモノ、お茶漬けの味、欧米料理と日本など。
生涯にわたって追究した料理の真髄が綴られたエッセイ集。
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開店休業/吉本隆明(幻冬舎文庫)
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雑誌「dancyu」の連載をまとめたエッセイ集。
「正月支度」から「最後の晩餐」まで、食の思い出を綴った40編のエッセイ。
そのエッセイそれぞれに長女・ハルノ宵子さんのが追想文を添えられています。
吉本隆明さんの最後の自筆連載となった食エッセイです。
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土を喰う日々/水上勉(新潮文庫)
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作家・水上勉さんが、大地の恵みを食する日々を綴ったエッセイ。
幼時から身についた精進料理を、いま季節の流れとともに作る日々。
そこには、食への深い洞察と自然への愛情、人生への厳しい問いかけがある―。
わが精進十二ヵ月。
香ばしい土の匂いが綴られたクッキング・エッセイです。
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ひきこもりグルメ紀行/カレー沢薫(ちくま文庫)
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せちがらい世の中、心を慰めるのはおいしい食べ物である――。
仙台銘菓「萩の月」にそっくりな菓子が五十も現れたかと思えば、かじりついた揚げ菓子で100万円のインプラントが粉砕……。
「おとりよせ」を駆使してご当地名物を味わいつくす、ぐうたら系グルメコラム。
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辺境メシ/高野秀行(文春文庫)
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探検家・高野秀行さんが綴った、クレイジーなグルメ旅エッセイ!
未知なる珍食を求めて、世界を東へ西へ。
端から見て“ヤバい”料理であればあるほど、民族の長い歴史や伝統が息づいている!?
世界の「珍食」「奇食」の数々を味わい尽くした一冊です。
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食い意地クン/久住昌之(新潮文庫)
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『孤独のグルメ』原作者が、愛する二十六品目を熱く語ったエッセイ。
「この俺を野蛮人にしてくれる、狂わせてくれる、そういう食べ物の中に間違いなくカレーライスがある」
焼肉、ラーメン、とんかつ、ナポリタン、大根、塩辛、立ち食いそば、キャベツ…。
抱腹絶倒しながら、やがて激しく共感してしまう一冊です。
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まだまだあります!おすすめ食エッセイ
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石井好子さん、平松洋子さん、高山なおみさんなど、女性の作家やエッセイスト、料理家が綴った、おすすめの食エッセイをご紹介します!
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そば、ドーナツ、カレーなど、作家やエッセイスト、料理家が食の話を綴った、おすすめのエッセイ・アンソロジーをご紹介します!