エッセイ好きとしては、外すことができないジャンル、「食エッセイ」。
ごちそうは食べるともちろん美味しいのですが、読んでも美味しいのです!
そこには懐かしさを感じるごはんの話、未知の料理や食の世界が広がっています。
男性作家・著者編では、男性の作家、エッセイスト、料理家などが綴った、おすすめの食エッセイをご紹介します。
この地上で、私は買い出しほど、好きな仕事はない
『檀流クッキング』檀一雄
作家・檀一雄さんが1970年に出した料理エッセイ。
「この地上で、私は買い出しほど、好きな仕事はない」。
日本はおろか、世界中の市場を買いあさり、材料を生かした豪快な料理九十二種を紹介する“美味求真”の快著。
文壇随一の名コックによる「男の料理」の名著です!
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『孤独のグルメ』原作者の愛する二十六品目
『食い意地クン』久住昌之
『孤独のグルメ』原作者が、愛する二十六品目を熱く語ったエッセイ。
「この俺を野蛮人にしてくれる、狂わせてくれる、そういう食べ物の中に間違いなくカレーライスがある」
焼肉、ラーメン、とんかつ、ナポリタン、大根、塩辛、立ち食いそば、キャベツ…。
抱腹絶倒しながら、やがて激しく共感してしまう一冊です。
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極上の店には共通項がある
『味憶めぐり』山本一力
思い出の味を美味しい文章で綴ったエッセイ集。
築地市場の喫茶店や下町の定食屋、ちょっと気のきいたお寿司屋さんや銀座のレストラン…。
極上の店には共通項がある。
プロの心意気と味が映える『本寸法』の店の見つけ方と付き合いの極意。
24の味とエピソードが詰まった美味しすぎる一冊です。
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料理の真髄が綴られたエッセイ集
『春夏秋冬 料理王国』北大路魯山人
北大路魯山人の料理エッセイ集。
絵をかき、書をよくし、美食が高じて陶器を作り、星岡茶寮をひらいた魯山人。
料理する心とは、食器は料理のキモノ、お茶漬けの味、欧米料理と日本など。
生涯にわたって追究した料理の真髄が綴られたエッセイ集。
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食の思い出を綴った40編のエッセイ
『開店休業』吉本隆明
雑誌「dancyu」の連載をまとめたエッセイ集。
「正月支度」から「最後の晩餐」まで、食の思い出を綴った40編のエッセイ。
そのエッセイそれぞれに長女・ハルノ宵子さんのが追想文を添えられています。
吉本隆明さんの最後の自筆連載となった食エッセイです。
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大地の恵みを食する日々を綴ったエッセイ
『土を喰う日々』水上勉
作家・水上勉さんが、大地の恵みを食する日々を綴ったエッセイ。
幼時から身についた精進料理を、いま季節の流れとともに作る日々。
そこには、食への深い洞察と自然への愛情、人生への厳しい問いかけがある―。
わが精進十二ヵ月。
香ばしい土の匂いが綴られたクッキング・エッセイです。
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食とその背景の文化を綴ったエッセイ
『いつも食べたい!』林望
作家・林望さんが、食とその背景の文化を綴ったエッセイ。
塩の味、骨まで愛すべし、蕎麦のお噂、私の長寿食、鯉に恋する…。
食と食べ物について考えだすと止まらない。
うまいもの、とは何か。
食通のリンボウ先生の食への情熱が綴られた一冊です。
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食と酒をテーマに綴ったエッセイ
『狐狸庵食道楽』遠藤周作
作家・遠藤周作さんが、食と酒をテーマに綴ったエッセイ。
真の食通とは?料理の切れ味とは?名店の選び方とは?
「召し上って拝領で菓子を食う」「柳川の鰻に舌鼓を打つ」「兎亭のスープの味」など。
人生の愉悦漂う四十四篇が綴られた一冊です。
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