直木賞史上初の平成生まれの受賞者となった朝井リョウ。
多くの作品がおすすめ本としてメディアやブログ、SNSなどでも紹介されていて、直木賞受賞作の『何者』や『桐島、部活やめるってよ』、『正欲』など、数々の作品が映画化もされていてます。
そこで、話題作や人気作も多い朝井リョウの作品の中から、おすすめの小説とエッセイをまとめてみましたので、本選びの参考にしてみてください。
朝井リョウのおすすめ作品10選!
スター(朝日文庫)
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新人の登竜門となる映画祭でグランプリを受賞した立原尚吾と大土井紘。
“国民的”スターなき時代にあなたの心を動かすのは誰だ?
映画監督、YouTuber、アスリート、芸能人、インフルエンサー……。
誰もが発信者になった現代の光と歪みを問う新世代の物語。
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何者(新潮文庫)
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就活対策のため、拓人は同居人の光太郎や留学帰りの瑞月、理香らと集まるようになる。
だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。
想像力が足りない人ほど、他人に想像力を求める。
衝撃のラストが襲いかかる直木賞受賞作。
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何様(新潮文庫)
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生きるとは、何者かになったつもりの自分に裏切られ続けることだ。
直木賞受賞作『何者』に潜む謎がいま明かされる──。
就活の先にある人生の発見と考察を描く6編!
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時をかけるゆとり(文春文庫)
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就職活動生の群像『何者』で戦後最年少の直木賞受賞者となった朝井リョウの初エッセイ集。
天与の観察眼を縦横無尽に駆使し、上京の日々、バイト、夏休み、就活そして社会人生活について綴る。
圧倒的無意味で国宝級に面白い!
「ゆとり世代」が「ゆとり世代」を見た、切なさとおかしみが炸裂する23編。
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風と共にゆとりぬ(文春文庫)
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『時をかけるゆとり』に続く、エッセイ集第二弾。
日経新聞「プロムナード」連載エッセイや、壮絶な痔瘻手術の体験をつづった「肛門記」を収録。
読んで得るもの特にナシ!ひたすら楽しいだけの読書体験をあなたに。
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そして誰もゆとらなくなった(単行本)
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『時をかけるゆとり』『風と共にゆとりぬ』に続くエッセイ集第三弾にして完結編。
腹痛との戦い、催眠術体験、十年ぶりのダンスレッスン、スイーツ狂の日々、北米&南米への旅……。
一生懸命生きていたら生まれてしまったエピソード全20編を収録。
楽しいだけの読書をしたいあなたに。
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どうしても生きてる(幻冬舎文庫)
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死んでしまいたいと思うとき、そこに明確な理由はない。「健やかな論理」
尊敬する上司のSM動画が流出した。「そんなの痛いに決まってる」
生まれたときに引かされる籤は、どんな枝にも結べない。「籤」ほか
鬱屈を抱え生きぬく人々の姿を活写した、心が疼く全6編。
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もういちど生まれる(幻冬舎文庫)
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バイトを次々と替える翔多。
美人の姉が大嫌いな双子の妹・梢。
才能に限界を感じながらもダンスを続ける遥。
若者だけが感受できる世界の輝きに満ちた、背中を押される爽快な青春小説。
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ままならないから私とあなた(文春文庫)
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先輩の結婚式で偶然再会した彼女は、レンタル友達として出席していた――。「レンタル世界」
幼いときから仲良しだった二人の価値観は、徐々に離れていき対立することに――。「ままならないから私とあなた」
正しいと思われていることは、本当に正しいのか。
読者の価値観を心地よく揺さぶる二篇。
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発注いただきました!(集英社文庫)
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森永製菓、アサヒビール、サッポロビール、資生堂、JA共済など、様々な企業からの原稿依頼が。
小説誌ではあまり例を見ないような制約、お題が与えられるなか、著者はどのように応えてきたのか!?
普段は明かされることのない原稿依頼内容と、書き終えての自作解説も収録。
ある意味で「集大成」な作品集。
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まだまだあります!朝井リョウのおすすめ作品
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正欲(新潮文庫)
自分が想像できる“多様性”だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな――。読む前の自分には戻れない、気迫の長編小説。
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死にがいを求めて生きているの(中公文庫)
誰とも比べなくていい。そう囁かれたはずの世界はこんなにも苦しい――。お前は、価値のある人間なの?“平成”を生きる若者たちが背負った自滅と祈りの物語。
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桐島、部活やめるってよ(集英社文庫)
バレー部のキャプテン・桐島の突然の退部が、5人の高校生達に波紋を起こして……。至るところでリンクする、17歳の青春群像小説。第22回小説すばる新人賞受賞作。
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世にも奇妙な君物語(講談社文庫)
異様な世界観。複数の伏線。先の読めない展開。想像を超えた結末と、それに続く恐怖。朝井版「世にも奇妙な物語」。
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チア男子!!(集英社文庫)
幼い頃から柔道を続けてきた大学1年の晴希。怪我をきっかけに柔道をやめ、親友の一馬とともに男子チアチームの結成をめざすことに……。笑いと汗と涙の感動ストーリー。
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