夏休みといえば宿題、宿題といえば読書感想文。
そこで、2025年の第71回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(中学生の部)をまとめました。
中学生の部は、スラムで暮らす兄妹の勇気と成長の物語や人類学者の伝記など3作品が選ばれています。
中学生だけでなく、大人が読んでも楽しかったり学べる本ばかりですので、本選びのご参考にしてみてください!
2025年の課題図書-中学生の部
わたしは食べるのが下手/天川栄人(単行本)

-
少食で食べるのが遅い葵は、食事の時間が苦手。
とくに給食は……。
クラスの問題児、咲子の勢いに押されて二人で給食ボイコットを企てるも、あえなく不発。
反対に新任のイケメン栄養教諭に焚きつけられて、給食改革に乗り出すことに……。
↓本の詳細を見る↓
スラムに水は流れない/ヴァルシャ・バジャージ(単行本)

-
インド有数の大都会ムンバイ。
12歳のミンニと15歳の兄サンジャイが暮らすスラムには、水は市全体の5パーセントしか供給されていない。
水不足がきびしくなる三月のある夜、サンジャイが「水マフィア」を目撃してしまい……。
家族の絆、友情、そしてインドの「今」を描く、勇気と成長の物語。
↓本の詳細を見る↓
鳥居きみ子 家族とフィールドワークを進めた人類学者/竹内紘子(単行本)

-
女性の活躍が厳しい時代を生き抜いた先駆的な研究者、鳥居きみ子。
人類学のなかでも、昔から伝わる生活・風習・伝説・歌などを調べる民族学を切り開く。
その生涯をはじめて伝える一冊。
↓本の詳細を見る↓
課題図書の本は、「読書感想文全国コンクール公式サイト」で試し読みができます。
→読書感想文全国コンクール公式サイト
スポンサードリンク
課題図書 中学生の部-過去のおすすめ作品

-
希望のひとしずく(単行本)
願いを叶えてくれるという井戸。クラスメイトや町の人たちのさまざまな願いごと。いろんな悩みをかかえる人々が、ちょっとしたやさしさで救われていく、希望と愛でいっぱいの物語。
↓本の詳細を見る↓

-
アップステージ(単行本)
シャイなシーラ。でも、心の中では思ってる。「学校ミュージカルに出演したい!」って。ミュージカルの幕が開くまでのドタバタを描くユーモアたっぷりの物語。
↓本の詳細を見る↓

-
セカイを科学せよ!(単行本)
転校してきた蟲オタク女子のカバンには……。ミックスルーツの中学生2人が巻き起こすバイオロジカル・コメディ!
↓本の詳細を見る↓

-
with you(講談社文庫)
夜の公園で出会った少女は、母の介護を担うヤングケアラーだった――。中学三年生の悠人は、少女・朱音の秘密を知り、彼女の力になりたいと思うようになるが…。
↓本の詳細を見る↓

-
牧野富太郎 日本植物学の父(単行本)
「日本植物学の父」と言われる牧野富太郎の研究にかける情熱と生き方、支えたまわりの人物などを紹介。植物のつくりや分類のしくみなど、科学的資料も満載。
↓本の詳細を見る↓

-
ある晴れた夏の朝(単行本)
出自のちがうアメリカの8人の高校生が、広島と長崎に落とされた原爆の是非について語り合う。アメリカ在住の著者が若い世代に問いかける、戦争の歴史と記憶。
↓本の詳細を見る↓

-
サイド・トラック(単行本)
注意欠陥障害がある中学一年生のジョセフは、クロスカントリーに挑戦する――陸上競技をとおして大切なものをえがく、読後感さわやかな楽しい物語。
↓本の詳細を見る↓

-
千年の田んぼ(単行本)
秘境の離島に、聖徳太子の時代の「日本最古の田んぼ」がある!?いったい誰が?なんのために?大地に刻まれた奇跡の風景の謎を解く旅をはじめよう――。
↓本の詳細を見る↓