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青山美智子のおすすめ小説10選!心温まる連作短編が魅力

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人々の悩みに寄り添うやさしく心温まる物語が魅力の青山美智子作品。
『赤と青とエスキース』『お探し物は図書室まで』『リカバリー・カバヒコ』などの作品が本屋大賞にノミネートされています。

青山美智子作品と言えば、ほとんどが連作短編の形式で書かれているので、各話のつながりなども楽しめ、スキマ時間の読書にもおすすめです。

そこで、数多くある心温まる青山美智子作品の中から、おすすめの小説をまとめてみました!
読書初心者にもおすすめですので、ぜひ参考にしてみてください。

青山美智子のおすすめ小説10選!

赤と青とエスキース(PHP文芸文庫)

赤と青とエスキース(PHP文芸文庫)
メルボルンの若手画家が描いた一枚の「絵画(エスキース)」。
日本に渡って三十数年、その絵は「ふたり」の間に奇跡を紡いでいく――。
一枚の絵画をめぐる、五つの愛の物語。
著者新境地の傑作連作短編。

お探し物は図書室まで(ポプラ文庫)

お探し物は図書室まで(ポプラ文庫)
仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。
お探し物は、本ですか?仕事ですか?人生ですか?
彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で――。
自分が本当に「探している物」に気がつき、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。

木曜日にはココアを(宝島社文庫)

木曜日にはココアを(宝島社文庫)
わたしたちは、知らないうちに誰かを救っている――。
川沿いを散歩する、卵焼きを作る、ココアを頼む、ネイルを落とし忘れる……。
わたしたちが起こしたなにげない出来事が繋がっていき、最後はひとりの命を救う。
小さな喫茶店「マーブル・カフェ」の一杯のココアから始まる12編の連作短編集。

月曜日の抹茶カフェ(宝島社文庫)

月曜日の抹茶カフェ(宝島社文庫)
定休日の月曜日にだけ「抹茶カフェ」を営むことになったマーブル・カフェ。
ついていない携帯ショップの店員、恋人と別れたばかりのシンガー、時代に取り残されたと感じている京都老舗の元女将……。
思い悩む人々が誰かの何気ない言葉で前向きな気持ちになっていく――。
一杯の抹茶から始まる、東京と京都をつなぐ12ヵ月の心温まるストーリー。
『木曜日にはココアを』の続編。

ただいま神様当番(宝島社文庫)

ただいま神様当番(宝島社文庫)
ある朝、目を覚ますと手首から腕にかけて「神様当番」と太くて大きな文字が書かれていた。
突如目の前に現れた「神様」を名乗るおじいさんの願いを叶えないと、その文字は消えないようで……。
奇想天外な神様に振り回されていたはずが、いつのまにか主人公たちの悩みも解決していて――。
笑えて泣けるエンタメ小説。

リカバリー・カバヒコ(単行本)

リカバリー・カバヒコ(単行本)
公園の古びたカバの遊具、カバヒコ。
自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復するという都市伝説がある。
人呼んで“リカバリー・カバヒコ”。
アドヴァンス・ヒルに住まう人々は、それぞれの悩みをカバヒコに打ち明ける。
誰もが抱く小さな痛みにやさしく寄り添う青山ワールドの真骨頂。

人魚が逃げた(単行本)

人魚が逃げた(単行本)
ある週末、銀座で「王子」と名乗る謎の青年が逃げた「人魚」を探していた。
そしてその「人魚騒動」の裏では、5人の男女が「人生の節目」を迎えていた。
銀座を訪れた5人を待ち受ける意外な運命とは。
そして「王子」は人魚と再会できるのか。
幸福度最高値の傑作小説。

月の立つ林で(単行本)

月の立つ林で(単行本)
長年勤めた病院を辞めた元看護師、夢を諦めきれない芸人、早く自立したいと願う女子高生……。
つまずいてばかりの日常の中、それぞれが耳にしたのはポッドキャスト『ツキない話』だった。
月に関する語りに心を寄せながら、新しくてかけがえのない毎日を紡いでいく――。
読後に気づく見えない繋がりが胸を打つ、心震える傑作小説。

猫のお告げは樹の下で(宝島社文庫)

猫のお告げは樹の下で(宝島社文庫)
お告げの意味にきづいたとき、ふわっと心があたたかくなる。
中学生の娘と仲良くなりたい父親、なりたいものが分からない大学生、20年来の夢を諦めるべきか迷う専業主婦……。
なんでもない言葉をきっかけに、思い悩む人たちの世界がガラッと変わっていく――。
猫のお告げが導く7つのやさしい物語。

鎌倉うずまき案内所(宝島社文庫)

鎌倉うずまき案内所(宝島社文庫)
古ぼけた時計店の地下にある「鎌倉うずまき案内所」。
そこには双子のおじいさんとなぜかアンモナイトが待っていて――。
YouTuberを目指す息子を改心させたい母親、結婚に悩む女性司書、クラスで孤立したくない中学生、ひっそりと暮らす古書店の店主……。
6人の悩める人々を通して語られる、心がほぐれる6つのやさしい物語。