お笑い界きっての読書家であり、いまや天才作家のピース・又吉直樹。
『火花』で第153回芥川賞を受賞し、2015年の話題をさらったのを知っている方も多いのではないでしょうか。
その後も様々な作品が刊行されていますが、「火花」などの小説はもちろん、エッセイもすごく面白くておすすめです!
特に、『東京百景』と『第2図書係補佐』は個人的にもお気に入りの一冊です。
そして、2023年4月には10年ぶりとなるエッセイ集『月と散文』も発売されました!
そこで、そんな又吉作品の中から、特におすすめの小説&エッセイ・ベスト5を選んでみました!
ベスト5以外にもおすすめの作品を紹介していますので、合わせてチェックしてみてください。
又吉直樹、10年ぶりのエッセイ集!2023/3/24待望の発売!
月と散文(単行本)
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ベストセラー『東京百景』から10年ぶりの又吉直樹のエッセイ集。
センチメンタルが生み出す爆発力、ナイーブがもたらす激情。
いろんなものが失くなってしまった日常だけれど、窓の外の夜空には月は出ていて、書き掛けの散文だけは確かにあった――。
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又吉直樹のおすすめ本ベスト5
1位:火花(文春文庫)
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又吉直樹のデビュー小説。
売れない芸人徳永は、師として仰ぐべき先輩神谷に出会った。
そのお笑い哲学に心酔しつつ別の道を歩む徳永。二人の運命は―。
命を燃やす天才芸人の輝きと挫折。
「笑い」の怖さと、青春の残酷を描き切った渾身作。
第153回芥川賞受賞。
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2位:東京百景(角川文庫)
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稀代の書生芸人・又吉直樹の自伝的エッセイ。
すれ違う怪しい人物たち、なんでもない美しい風景、行き場のない気持ち…。
上京してからの日々、そして芸人として活躍する日々が100編の物語。
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3位:第2図書係補佐(幻冬舎よしもと文庫)
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お笑い界きっての本読み、又吉直樹のパーソナル・エッセイ集。
「高円寺純情商店街」「人間失格」「宇田川心中」など、今までに読んだ本に因んだ自身の想い――。
自分の経験や暗い過去、周囲の特異な人物など、面白いエピソードが満載。
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4位:劇場(新潮文庫)
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又吉直樹の小説第2作。
演劇を通して世界に立ち向かう永田と、その恋人の沙希。
夢を抱いてやってきた東京で、ふたりは出会った―。
夢と現実のはざまでもがきながら、かけがえのない大切な誰かを想う。
切なくも胸にせまる恋愛小説。
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5位:人間(角川文庫)
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又吉直樹の初の長編小説。
漫画家を目指し上京した永山が住んだ、美術系の学生が集う共同住宅・通称「ハウス」。
住人達との生活の中で降って湧いた希望と、すべてを打ち砕いたある騒動。
上京以降20年の歳月を経て永山が辿り着いた境地は?そして「人間」とは?
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その他の又吉直樹のおすすめ本
夜を乗り越える(小学館よしもと新書)
又吉直樹、初の新書。なぜ本を読むのか、文学の何がおもしろいのか、人間とは何かを考える。
その本は(単行本)
芥川賞作家・又吉直樹×大人気絵本作家・ヨシタケシンスケによる、抱腹絶倒・感涙必至の本の旅!
新・四字熟語(幻冬舎よしもと文庫)
構内抱擁、恋文炎上、肉村八分…。又吉直樹が考え気鋭書家が表現した新・四字熟語120。
蕎麦湯が来ない(単行本)
文学界の異才コンビが詠む、センチメンタル過剰で自意識異常な自由律俳句集、第三弾!
まさかジープで来るとは(幻冬舎文庫)
文学界の異才コンビが詠む、センチメンタル過剰で自意識異常な自由律俳句集、第二弾!
カキフライが無いなら来なかった(幻冬舎文庫)
文学界の異才コンビが詠む、センチメンタル過剰で自意識異常な自由律俳句集!
又吉直樹さんがおすすめする本
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読書芸人として出演されたピース又吉さん、オアシズ光浦さん、オードリー若林さんが、それぞれおすすめ本10冊を紹介していました。
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2015年5月の新潮文庫フェア「ピース又吉が愛してやまない20冊」で紹介された本を、備忘録を兼ねてまとめてみました。
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2013年5月の新潮文庫フェア「ピース又吉がむさぼり読む新潮文庫20冊」で紹介された本を、備忘録を兼ねてまとめてみました。