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人気作家のデビュー作おすすめ10選!青山美智子・朝井リョウほか

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書店やSNSでよく見かける作品が、実はその作家のデビュー作だったと知らなかったということはないでしょうか。
多くの方に読まれていて人気のデビュー作は、いまでも書店やSNSで見かけることがあります。

そこで、人気作家のデビュー作の中から、おすすめの10作品をまとめてみました。
選んだ10作品の作家は、青山美智子、燃え殻、町田そのこ、寺地はるな、木皿泉、今村夏子、朝井リョウ、小川糸、原田マハ、伊坂幸太郎。

まだデビュー作を読んでいなかったという方は、ぜひ読んでみてください。

人気作家のおすすめデビュー作10選!

青山美智子デビュー作(2017年8月)
木曜日にはココアを(宝島社文庫)

木曜日にはココアを(宝島社文庫)
わたしたちは、知らないうちに誰かを救っている――。
川沿いを散歩する、卵焼きを作る、ココアを頼む、ネイルを落とし忘れる……。
わたしたちが起こしたなにげない出来事が繋がっていき、最後はひとりの命を救う。
小さな喫茶店「マーブル・カフェ」の一杯のココアから始まる12編の連作短編集。

町田そのこデビュー作(2017年8月)
夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)
すり鉢状の小さな街で、理不尽の中でも懸命に成長する少年少女を瑞々しく描いた表題作。
R-18文学賞大賞受賞のデビュー作「カメルーンの青い魚」。
その他3編を収録した、どんな場所でも生きると決めた人々の強さをしなやかに描き出す5編の連作短編集。

燃え殻デビュー作(2017年6月)
ボクたちはみんな大人になれなかった(新潮文庫)

ボクたちはみんな大人になれなかった(新潮文庫)
それは人生でたった一人、ボクが自分より好きになったひとの名前だ。
気が付けば親指は友達リクエストを送信していて、90年代の渋谷でふたりぼっちだった日々が甦る。
彼女だけがボクのことを認めてくれた、本当に大好きだった。
過去と現在をSNSがつなぐ、切なさ新時代の大人泣きラブ・ストーリー。

寺地はるなデビュー作(2015年6月)
ビオレタ(ポプラ文庫)

ビオレタ(ポプラ文庫)
婚約者から突然別れを告げられた田中妙。
道端で大泣きしていたところを拾ってくれた菫さんが営む雑貨屋「ビオレタ」で働くことになる。
何事にも自信を持てなかった妙だが、ビオレタでの出会いを通し、少しずつ変わりはじめる――。
人生を自分の足で歩くことの豊かさをユーモラスに描き出す、心にしみる物語。

木皿泉デビュー作(2013年4月)
昨夜のカレー、明日のパン(河出文庫)

昨夜のカレー、明日のパン(河出文庫)
7年前、25歳で死んでしまった一樹。遺された嫁・テツコと今も一緒に暮らす一樹の父・ギフ。
テツコの恋人・岩井さんや一樹の幼馴染みなど、周囲の人物と関わりながらゆるゆるとその死を受け入れていく…。
本屋大賞第二位&山本周五郎賞にもノミネートされた、人気夫婦脚本家による初の小説。

今村夏子デビュー作(2011年1月)
こちらあみ子(ちくま文庫)

こちらあみ子(ちくま文庫)
あみ子は、少し風変わりな女の子。
優しい父、一緒に登下校をしてくれる兄、書道教室の先生でお腹には赤ちゃんがいる母、憧れの同級生のり君。
純粋なあみ子の行動が、周囲の人々を否応なしに変えていく――。
少女の無垢な視線で鮮やかに描き、独自の世界を示したデビュー作。
短編「ピクニック」「チズさん」を収録。

朝井リョウデビュー作(2010年2月)
桐島、部活やめるってよ(集英社文庫)

桐島、部活やめるってよ(集英社文庫)
映画化大ヒット青春小説!
バレー部のキャプテン・桐島の突然の退部が、5人の高校生達に波紋を起こして……。
至るところでリンクする、17歳の青春群像小説。
第22回小説すばる新人賞受賞作。

小川糸デビュー作(2008年1月)
食堂かたつむり(ポプラ文庫)

食堂かたつむり(ポプラ文庫)
同棲していた恋人にすべてを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、倫子はさらに声をも失う。
山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな食堂を始める。
それは、一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂だった――。
巻末に番外編を収録。

原田マハデビュー作(2006年3月)
カフーを待ちわびて(宝島社文庫)

カフーを待ちわびて(宝島社文庫)
一枚の絵馬と一通の手紙から始まる、明青と幸の出会い。
偶然に見えた二人の出会いは、思いも寄らない運命的な愛の結末へ。
「嫁に来ないか。幸せにします」
「絵馬の言葉が本当なら、私をお嫁さんにしてください」
スピリチュアルなほどピュアなラブストーリー。

伊坂幸太郎デビュー作(2000年12月)
オーデュボンの祈り(新潮文庫)

オーデュボンの祈り(新潮文庫)
警察から逃げる途中で気を失った伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。
江戸以来鎖国を続けているその孤島では、喋るカカシが島の預言者として崇められていた。
翌日、カカシが死体となって発見される。
未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止できなかったのか?
ミステリーの新時代を告げる前代未聞の怪作。