全国書店員が選んだ、いちばん！売りたい本「本屋大賞」。
2015年本屋大賞は、上橋菜穂子さんの『鹿の王』が大賞に決定しました！
個人的には1位『土漠の花』、2位『サラバ！』、3位『本屋さんのダイアナ』などと勝手な予想をしておりましたが、ほとんど当たらずでしたー。笑）
2015年本屋大賞の最終結果は、以下の通りとなりました。
大賞：『鹿の王』上橋菜穂子（角川書店）
厳しい世界の中で未曾有の危機に立ち向かう、父と子の物語。
強大な帝国から故郷を守るため、絶望的な戦いを繰り広げた戦士団“独角”。
その頭であったヴァンは岩塩鉱に囚われていたが、ある夜、一群れの不思議な犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。
その隙に逃げ出したヴァンは幼子を拾い、ユナと名付け、育てるが―！？
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2位：『サラバ！』西加奈子（小学館）
作家生活十周年を記念して放つ記念碑的長編。
1977年5月、圷歩は、父の海外赴任先のイランで生まれた。
チャーミングな母、変わり者の姉も一緒だった。
イラン革命のあと、しばらく大阪に住んだ彼は小学生になり、今度はエジプトへ向かう。
後の人生に大きな影響を与える、ある出来事が待ち受けている事も知らずに――。
第152回直木賞受賞。
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3位：『ハケンアニメ！』辻村深月（マガジンハウス）
熱血お仕事小説！
同じクールでオンエアされる『運命戦線リデルライト』と『サウンドバック 奏の石』。
ハケンをとるのは、はたしてどっち？
ふたつの番組を巡り、誰かの熱意が、各人の思惑が、次から次へと謎を呼び新たな事件を起こす！
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4位：『本屋さんのダイアナ』柚木麻子（新潮社）
試練を越えて大人になる二人の少女のダブルヒロイン小説。
私の呪いを解けるのは、私だけ――。
自分の全てを否定していた孤独なダイアナに、本の世界と彩子だけが光を与えてくれた。
自分を受け入れた時、初めて自分を好きになれる！
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5位：『土漠の花』月村了衛（幻冬舎）
男たちの絆と献身を描く超弩級エンターテインメント！
ソマリアの国境付近で、墜落ヘリの捜索救助にあたっていた陸上自衛隊第一空挺団の精鋭たち。
なぜここまで激しく攻撃されるのか？なぜ救援が来ないのか？自衛官は人を殺せるのか？
日本の眼前に迫りくる危機を活写しつつ謳いあげる壮大な人間讃歌。
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6位：『怒り』吉田修一（中央公論新社）
『悪人』から7年、吉田修一の新たなる代表作！
惨殺現場に残された「怒」の血文字。
事件から1年後の夏、物語は始まる。
整形をして逃亡を続ける犯人・山神一也はどこにいるのか？
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7位：『満願』米澤穂信（新潮社）
入念に磨き上げられた流麗な文章と精緻なロジックで魅せる、ミステリ短篇集。
人を殺め、静かに刑期を終えた妻の本当の動機とは―。
驚愕の結末で唸らせる『満願』はじめ、交番勤務の警官や在外ビジネスマン、美しき中学生姉妹、フリーライターなどが遭遇する6つの奇妙な事件を収録。
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8位：『キャプテンサンダーボルト』阿部和重／伊坂幸太郎（文藝春秋）
現代を代表する人気作家ふたりが完全合作した、エンターテイメント大作。
人生に大逆転はあるのか？
小学生のとき、同じ野球チームだった二人の男。
二十代後半で再会し、一攫千金のチャンスにめぐり合った彼らは、それぞれの人生を賭けて、世界を揺るがす危険な謎に迫っていく―。
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9位：『アイネクライネナハトムジーク』伊坂幸太郎（幻冬舎）
伏線と驚きに満ちたエンタテイメント小説。
奥さんに愛想を尽かされたサラリーマン、他力本願で恋をしようとする青年、元いじめっこへの復讐を企てるOL……。
情けないけど、愛おしい、そんな登場人物たちが紡ぎ出す、数々のサプライズ！
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10位：『億男』川村元気（マガジンハウス）
宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男の30日間にわたるお金の冒険が始まる。
人間にとってお金とは何か？
「億男」になった一男にとっての幸せとは何か？
失踪した大富豪の親友・九十九が抱える秘密と「お金と幸せの答え」とは？
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＜過去の本屋大賞受賞作＞
▼2014年本屋大賞：和田竜さんの『村上海賊の娘』が大賞に決定しました！｜ブックトークアバウト
