BOOK TALK ABOUT
文庫本の小説やエッセイを中心に、おすすめの本や雑誌を紹介する本の情報サイト
今月のおすすめ本&雑誌
今月のおすすめ本&雑誌
ホーム > 本のあれこれ > 中学入試に出た小説ランキング&作家ランキング

中学入試に出た小説ランキング&作家ランキング

  • ※アフィリエイトプログラムを利用しています

2024年9月12日(木)に放送されたBSテレ東『あの本、読みました?』で、「中学入試に出た小説ランキング」と「中学入試に出た作家ランキング」が紹介されていました。

中学入試に出た小説ランキングの1位は、村上雅郁さんの『きみの話を聞かせてくれよ』。
中学入試に出た作家ランキングの1位は、重松清さんでした。
重松清さんの作品は昔からてっぱんで、青山美智子さんの作品は最近よく取り上げられているとか。

大人にもおすすめの作品ばかりですので、気になる方はぜひチェックしてみてください!

【2024年】中学入試に出た小説ランキング

1位 :【14校】きみの話を聞かせてくれよ/村上雅郁(単行本)
きみの話を聞かせてくれよ(単行本)
吹き抜ける風が心をゆらす――ぼくらは自分のままでいたいだけ。中学校を舞台に、共感できる悩みや思いが7人の主人公によって紡がれる7つの連作短編。
2位 :【9校】この夏の星を見る/辻村深月(単行本)
この夏の星を見る(単行本)
離れていても、空はひとつ。全国の中高生たちは天文活動を通じてつながっていく。星の光に、涙があふれる。コロナ禍でままならない思いをしたすべての人に贈る感動作。
3位 :【6校】給食アンサンブル2/如月かずさ(単行本)
給食アンサンブル2(単行本)
それぞれに迷いや悩みを抱えた六人の中学二年生。彼らの胸にひそむほんとうの気持ちを、給食が教えてくれる。いつもの給食が特別なものになる、心に響く連作短編。
4位 :【5校】成瀬は天下を取りにいく/宮島未奈(単行本)
成瀬は天下を取りにいく(単行本)
日々全力で我が道を突き進む成瀬から、きっと誰もが目を離せない。かつてなく最高の主人公、現る!圧巻のデビュー作にして、いまだかつてない青春小説。
5位 :【4校】昔はおれと同い年だった田中さんとの友情/椰月美智子(双葉文庫)
昔はおれと同い年だった田中さんとの友情(双葉文庫)
11歳の少年たちと85歳の田中さん。おれたちが友達だってことを、みんなに知ってもらいたい。年の差をこえて築かれた、心温まる友情の物語。
5位 :【4校】月の立つ林で/青山美智子(単行本)
月の立つ林で(単行本)
病院を辞めた元看護師、夢を諦めきれない芸人、早く自立したいと願う女子高生……。つまずいてばかりの日常の中、耳にしたのはポッドキャスト『ツキない話』だった――。心震える傑作小説。
5位 :【4校】教室のゴルディロックスゾーン/こざわたまこ(単行本)
教室のゴルディロックスゾーン(単行本)
中学校のクラスに馴染めず、現実から妄想の世界に逃げがちな依子。友人とは、そして自分の居場所とは何なのか。繊細な少女たちの心を丁寧に描いた連作短篇小説。
5位 :【4校】水車小屋のネネ/津村記久子(単行本)
水車小屋のネネ(単行本)
18歳と8歳の姉妹がたどり着いた町で出会った、しゃべる鳥〈ネネ〉。ネネに見守られ、変転してゆくいくつもの人生――助け合い支え合う人々の40年を描く長編小説。
5位 :【4校】八月の御所グラウンド/万城目学(単行本)
八月の御所グラウンド(単行本)
高校駅伝に挑む方向音痴な女子高校生、謎の草野球大会に参加する羽目になった大学生。京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマとは――。じんわり優しく、少し切ない感動作2篇。
5位 :【4校】リラの花咲くけものみち/藤岡陽子(単行本)
リラの花咲くけものみち(単行本)
家庭環境に悩み心に傷を負った聡里は、祖母とペットに支えられて獣医師を目指す。動物たちが、生きることを教えてくれた。北海道の地で、自らの人生を変えてゆく少女の姿を描いた感動作。
5位 :【4校】大きくなる日/佐川光晴(集英社文庫)
大きくなる日(集英社文庫)
四人家族の横山家の歩みを中心に、人の心の成長を描く九つの物語。子供も、親も、保育士さんも、先生も、互いに誰かを育てている。子供に関わるすべての人に贈る感動作。

【2024年】中学入試に出た作家ランキング

1位 :【10作品】
重松清
2位:【6作品】
青山美智子、瀬尾まいこ、まはら三桃
3位:【5作品】
朝井リョウ、町田そのこ、森絵都
4位:【4作品】
乾ルカ、東直子、藤岡陽子、三浦しをん、椰月美智子

■【2024年】中学入試に出題された重松清の主な作品

きみの友だち(新潮文庫)
きみの友だち(新潮文庫)
足の不自由な恵美ちゃん、病気がちな由香ちゃん、学校の人気者ブンちゃん、デキる転校生モトくん。それぞれの物語がちりばめられた、友だちのほんとうの意味をさがす連作長編。
小学五年生(文春文庫)
小学五年生(文春文庫)
まだ「おとな」ではないけれど、もう「子ども」でもない。微妙な時期の小学五年生の少年たちの涙と微笑みを、移りゆく美しい四季を背景に描く17篇のショートストーリー。
せんせい。(新潮文庫)
せんせい。(新潮文庫)
大人になった今でも先生はずっと僕の先生だった――。先生、あのときは、すみませんでした。時を経てゆるしあう教師と教え子、ほろ苦い六つの物語。
きみの町で(新潮文庫)
きみの町で(新潮文庫)
正解のない問いや、うまくいかないことにぶつかり、悩むときもある。でも、生きることを好きでいてほしい。作家が少年少女のためにつづった小さな物語集。