中央公論新社が毎年開催している「新書大賞」。
第8回目となる新書大賞2015は、増田寛也『地方消滅―東京一極集中が招く人口急減』(中公新書)が大賞に輝きました。
上位20冊のランキングと講評は、10日発売の「中央公論 2015年3月号」で特集されています。
大賞:地方消滅―東京一極集中が招く人口急減/増田寛也
東京への人口移動を止める必要性を説いた本。
このままでは896の自治体が消滅しかねない―。
地方に人々がとどまり、希望どおりに子どもを持てる社会へ変わるための戦略を考える。
藻谷浩介氏、小泉進次郎氏らとの対談も収録。
↓詳細ページを見る↓
[ Amazon ]
2位:資本主義の終焉と歴史の危機/水野和夫
21世紀の資本主義の危機を解明した経済書。
近代を支えてきた資本主義というシステムが音を立てて崩れようとしている。
資本主義の最終局面にいち早く立つ日本が、500年ぶりのこの大転換期になすべきことは?
↓詳細ページを見る↓
[ Amazon ]
[ Kindle ]
3位:ハンナ・アーレント 「戦争の世紀」を生きた政治哲学者/矢野久美子
政治哲学者ハンナ・アーレントの生涯を描いた本。
ユダヤ人としての出自、ハイデガーとの出会いとヤスパースによる薫陶、ナチ台頭後の亡命生活、アイヒマン論争―。
戦争の世紀を生き抜いた生涯とラディカルな思考を描く。
↓詳細ページを見る↓
[ Amazon ]
4位:愛と暴力の戦後とその後/赤坂真理
『東京プリズン』の作家・赤坂真理さんが、戦後の様々な事象について綴った本。
なぜ私たちはこんなに歴史と切れているのか?
あの敗戦、天皇、アメリカ、憲法、安保闘争、バブル、オウム事件、そして3.11…。
《国のかたち》が揺らぐいま、必読の日本論!
↓詳細ページを見る↓
[ Amazon ]
[ Kindle ]
5位:最貧困女子/鈴木大介
貧困に苦しむ女性たちの真実にせまったルポルタージュ。
働く単身女性の3分の1が年収114万円未満。
中でも10~20代女性を特に「貧困女子」と呼んでいる。
しかし、さらに目も当てられないような地獄でもがき苦しむ「最貧困女子」たちがいる―。
↓詳細ページを見る↓
[ Amazon ]
[ Kindle ]