出展:新潮社
2015年5月の新潮文庫フェアは、「ピース又吉が愛してやまない20冊!」。
あとで気になる本を読んでみたかったので、備忘録を兼ねてまとめてみました。
2013年5月に開催された新潮文庫フェアの記事も書いています↓
▼新潮文庫フェア「ピース又吉がむさぼり読む新潮文庫20冊」まとめ|ブックトークアバウト
ピース又吉が愛してやまない20冊!
『戯作三昧・一塊の土』芥川龍之介
「戯作三昧」「或日の大石内蔵之助」などの“江戸期もの”、「舞踏会」などの“明治開化期もの”。
ほかに本格的な写実小説「秋」など、現代に材料をとった佳作を網羅。
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『R62号の発明・鉛の卵』安部公房
「R62号の発明」「鉛の卵」「変形の記録」「人肉食用反対陳情団と三人の紳士たち」など。
昭和30年前後の、思想的、方法的冒険にみちた作品12編を収録。
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『山椒魚』井伏鱒二
岩屋の中から外へ出られなくなった山椒魚をユーモラスに描く処女作「山椒魚」、大空への旅の誘いを抒情的に描いた「屋根の上のサワン」など12編を収録。
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『一千一秒物語』稲垣足穂
少年愛・数学・星・飛行機・妖怪・A感覚…近代文学の陰湿な風土と素材を拒絶して、時代を先取りした文学空間を構築した短編集。
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『白痴』坂口安吾
戦後の混乱と頽廃の世相にさまよう人々の心に強く訴えかけた表題作など、観念的私小説を創造してデカダン派と称される著者の代表作7編を収録。
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『痴人の愛』谷崎潤一郎
生真面目な譲治は、自分好みの女性に育て上げた妻・ナオミに翻弄され、身を滅ぼしていく―。
大正末期の風潮を背景に描く傑作。
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『ヴィヨンの妻』太宰治
「ヴィヨンの妻」「親友交歓」「トカトントン」「父」「家庭の幸福」「桜桃」ほか、命がけで新しい倫理を求めようとした晩年の文学的総決算ともいえる代表的短編集。
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『お伽草紙』太宰治
人間宿命の深淵をかいま見させた「お伽草紙」、現世に生きる人間の裸の姿を鋭くとらえた「新釈諸国噺」ほか3編を収録。
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『最後の喫煙者』筒井康隆
地上最後のスモーカーとなった小説家の闘い「最後の喫煙者」ほか、自選爆笑傑作集の第一弾。
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『文鳥・夢十夜』夏目漱石
飼い始めた文鳥が不注意からあっけなく死んでしまうまでを淡々と描いた『文鳥』、裏切られた期待や人間的意志の無力感を描いた『夢十夜』ほか、『思い出す事など』『永日小品』等全7編。
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『李陵・山月記』中島敦
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『家守綺譚』梨木香歩
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『遮光』中村文則
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『窓の魚』西加奈子
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『杳子・妻隠』古井由吉
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『思い出トランプ』向田邦子
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『ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編』村上春樹
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『ねじまき鳥クロニクル〈第2部〉予言する鳥編』村上春樹
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『ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編』村上春樹
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『幽霊たち』ポール・オースター
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『夜間飛行』サン・テグジュペリ
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『サキ短編集』サキ
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