宮崎県内の書店員や図書館司書ら片手で持てる愛らしい「文庫」にこだわる本好きメンバーの投票で“推し”の文庫本を選ぶ「宮崎本大賞」。
第6回宮崎本大賞の大賞作品が2025年3月8日(土)に発表され、大賞作品に藤野千夜さんの『じい散歩』が選ばれました!
そこで、第6回宮崎本大賞の大賞作品と、歴代の大賞作品&ノミネート作品をまとめてみました。
気になる作品をチェックしてみてください!
第6回宮崎本大賞/大賞作品
大賞:じい散歩/藤野千夜(双葉文庫)

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夫婦あわせて、もうすぐ180歳。
中年となった3人の息子たちは、全員独身。
いろいろあるけど、家族である日々は続いてゆく――。
飄々としたユーモアと温かさがじんわりと胸に沁みる、現代家族小説!
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宮崎本大賞の歴代大賞作品
第5回宮崎本大賞 大賞作品

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うちの父が運転をやめません/垣谷美雨(角川文庫)
親父、車の運転をやめたら?夏に帰省した際、父親に運転をやめるよう説得を試みるが――。田舎の親を説得できるのか?雅志の出した答えとは?心温まる家族小説!
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第4回宮崎本大賞 大賞作品

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三千円の使いかた/原田ひ香(中公文庫)
美帆、姉・真帆、母・智子、祖母・琴子。御厨家の女性たちは人生の節目とピンチを乗り越えるため、お金をどう貯めて、どう使うのか?知識も深まる節約家族小説!
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第3回宮崎本大賞 大賞作品

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ひと/小野寺史宜(祥伝社文庫)
両親を亡くし、大学を止めた二十歳の秋。見えなくなった未来に光が射したのは、コロッケを一個、譲った時だった――。人生にエールを贈る感涙の傑作!
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第2回宮崎本大賞 大賞作品

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本日のメニューは。/行成薫(集英社文庫)
今日も町のごはん屋さんで笑って、泣いて、食べよう。熱々の美味しい料理と、それを取り巻く人間ドラマに食欲も涙腺も刺激される、5つの極上の物語。
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第1回宮崎本大賞 大賞作品

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木曜日にはココアを/青山美智子(宝島社文庫)
わたしたちは、知らないうちに誰かを救っている――。小さな喫茶店「マーブル・カフェ」の一杯のココアから始まる12編の連作短編集。
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宮崎本大賞の歴代ノミネート作品
N(集英社文庫)
結末はいったいどこにあるのか。読む順番で、世界が変わる。全6章、720通りの物語。
新!店長がバカすぎて(ハルキ文庫)
三年ぶりに復帰した店長は、相変わらず人を苛立たせる天才だ。シリーズ第二弾!
先祖探偵(ハルキ文庫)
谷中銀座にある風子の探偵事務所には、「先祖を探して欲しい」依頼人がやってくる――。
三体(ハヤカワ文庫SF)
父親を文化大革命で惨殺された科学者・葉文潔。彼女の絶望がすべての始まりだった……。
ライオンのおやつ(ポプラ文庫)
余命を知った主人公は、島のホスピスを選ぶ。食べること、生きることを描き出す感動作!
二木先生(ポプラ文庫)
生徒と教師の悪戦苦闘をスリリングに描き、読後に爽やかな感動を呼ぶ青春小説。
世界でいちばん透きとおった物語(新潮文庫)
僕は、一度も会ったことがない父の遺稿を探すことに――。予測不能な衝撃のラスト。
本を守ろうとする猫の話(小学館文庫)
言葉を話すトラネコと迷宮をめぐる!『神様のカルテ』著者が贈る、21世紀版「銀河鉄道の夜」。
お父さんはユーチューバー(双葉文庫)
父と娘、母、友人。宮古島の自然とゲストハウスに集う人々を通じて描く家族小説。
うつくしが丘の不幸の家(創元文芸文庫)
それでもわたしたち、この家で暮らしてよかった。人生の喜びも悲しみもすべて包み込む家族小説。
むらさきのスカートの女(朝日文庫)
狂気と紙一重の滑稽さ、変わりえぬ日常――〈わたし〉が望むものとは?第161回芥川賞受賞作。
わたしの美しい庭(ポプラ文庫)
マンションの屋上庭園にある縁切り神社を訪れる、生きづらさを抱えた人たちとわたしの物語。