BOOK TALK ABOUT
文庫本の小説やエッセイを中心に、おすすめの本や雑誌を紹介する本の情報サイト
今月のおすすめ本&雑誌
今月のおすすめ本&雑誌
ホーム > 何度も読み返してしまう!おすすめ小説30選

何度も読み返してしまう!おすすめ小説30選

  • ※アフィリエイトプログラムを利用しています

小説にはいろんなジャンルがありますが、主に旅や暮らし、生き方にまつわる小説が好きでよく読んでいます。
お気に入りの小説は一度読んでも、ある時また読みたくなり読み返してしまいます。

ベストセラー、名作小説から長編、短編小説まで、そんなお気に入りの小説の中から、特におすすめの小説を30冊選んでみました!
ミステリー、恋愛、家族、SF・ファンタジーなど、幅広いジャンルの小説をご紹介しています。

その他、今までに読んだ中で面白かった小説もご紹介しています。

小説好きな方はもちろん、特定のジャンルの小説しか読まない方も、ぜひチェックしてみてください。
ちょっと気になる本があったら、自分の直観を信じて読んでみましょう!

何度も読み返してしまう!おすすめ小説30選

それからはスープのことばかり考えて暮らした/吉田篤弘(中公文庫)

それからはスープのことばかり考えて暮らした(中公文庫)
路面電車が走る町に越して来た青年が出会う人々。
サンドイッチ店「トロワ」の店主と息子、アパートの屋根裏に住むマダム、映画館「月舟シネマ」のポップコーン売り…。
いくつもの人生がとけあった「名前のないスープ」をめぐる、ささやかであたたかい物語。

かもめ食堂/群ようこ(幻冬舎文庫)

かもめ食堂(幻冬舎文庫)
日本人女性のサチエが店主をつとめる、ヘルシンキの街角にある「かもめ食堂」。
ある日そこへ、訳あり気な日本人女性、ミドリとマサコがやってきて、店を手伝うことになり…。
普通だけどおかしな人々が織り成す、幸福な物語。

昨夜のカレー、明日のパン/木皿泉(河出文庫)

昨夜のカレー、明日のパン(河出文庫)
7年前、25歳で死んでしまった一樹。遺された嫁・テツコと今も一緒に暮らす一樹の父・ギフ。
テツコの恋人・岩井さんや一樹の幼馴染みなど、周囲の人物と関わりながらゆるゆるとその死を受け入れていく…。
本屋大賞第二位&山本周五郎賞にもノミネートされた、人気夫婦脚本家による初の小説。

さざなみのよる/木皿泉(河出文庫)

さざなみのよる(河出文庫)
小国ナスミ、享年43。
息をひきとった瞬間から、彼女の言葉と存在は湖の波紋のように家族や友人、知人へと広がっていく。
命のまばゆいきらめきを描く感動と祝福の物語。
2019年本屋大賞ノミネート作。

団地のふたり/藤野千夜(双葉文庫)

団地のふたり(双葉文庫)
50歳を迎え、生家である団地に戻った幼馴染の二人、なっちゃんとノエチ。
小さな恥も誇りも初恋もほとんど全て知っているから、のほほんと気楽でいい。
心地よい距離感の友情をほっこりと優しく描いた物語。

滅びの前のシャングリラ/凪良ゆう(中公文庫)

滅びの前のシャングリラ(中公文庫)
一ヶ月後、小惑星が衝突し、地球は滅びる。
学校でいじめを受ける友樹、人を殺したヤクザの信士、恋人から逃げ出した静香。
荒廃していく世界の中で、人生をうまく生きられなかった人びとは、最期の時までをどう過ごすのか。
滅びゆく運命の中で、幸せについて問う傑作。

スター/朝井リョウ(朝日文庫)

スター(朝日文庫)
新人の登竜門となる映画祭でグランプリを受賞した立原尚吾と大土井紘。
“国民的”スターなき時代にあなたの心を動かすのは誰だ?
映画監督、YouTuber、アスリート、芸能人、インフルエンサー……。
誰もが発信者になった現代の光と歪みを問う新世代の物語。

〈あの絵〉のまえで/原田マハ(幻冬舎文庫)

〈あの絵〉のまえで(幻冬舎文庫)
今日もまた、どこかの街の美術館で小さな奇跡が今日も、きっと起こっている。
人生の脇道に佇む人々が〈あの絵〉と出会い、再び歩き出す姿を描く。
アート小説の名手がおくる、心温まる美術小説集。

コンビニ人間/村田沙耶香(文春文庫)

コンビニ人間(文春文庫)
36歳未婚、彼氏なし、コンビニのバイト歴18年目。
日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる――。
「普通」とは何か?現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作。

ナミヤ雑貨店の奇蹟/東野圭吾(角川文庫)

ナミヤ雑貨店の奇蹟(角川文庫)
悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家は、かつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。
悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?
過去と現在を超えて温かな手紙交換がはじまる……。
張り巡らされた伏線が奇跡のように繋がり合う、心ふるわす物語。

マリアビートル/伊坂幸太郎(角川文庫)

マリアビートル(角川文庫)
『グラスホッパー』『AX アックス』に連なる、殺し屋たちの狂想曲。
酒びたりの殺し屋、悪魔のような中学生、腕利きの二人組、気弱な殺し屋……疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯する――。
東京発盛岡着、2時間30分のノンストップエンターテインメント!

終末のフール/伊坂幸太郎(集英社文庫)

終末のフール(集英社文庫)
八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。
仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちは、余命三年という時間の中で人生を見つめ直す――。
終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。

デパートへ行こう!/真保裕一(講談社文庫)

デパートへ行こう!(講談社文庫)
真夜中のデパートにうごめく人影。
その日に限って、なぜか居場所をなくした人々が集まってくる――。
よからぬ企みを抱く女性店員、生きる希望をなくした中年男、訳あり家出の高校生カップル、道を踏み外した元刑事…。
悩める人々がつどう時、奇跡の一夜が訪れる、深夜のデパートで展開される悲喜劇。

天国までの百マイル/浅田次郎(朝日文庫)

天国までの百マイル(朝日文庫)
会社を潰し家庭も失った40歳の城所安男。
極貧の中で育ててくれた母の命を救うため天才心臓外科医のいる病院をめざし、命がけの旅に出る―。
親子の絆、男女の悲しい恋模様を描いた感動作。

みかづき/森絵都(集英社文庫)

みかづき(集英社文庫)
昭和から平成の時代にかけて、三世代にわたり学習塾に情熱を傾ける人たちの姿を描く物語。
大島吾郎は、ある少女の母・千明に見込まれ、学習塾を開くことに。この決断が、何代にもわたる大島家の波瀾万丈の人生の幕開けとなる―。
本屋大賞で2位となり、中央公論文芸賞を受賞した心揺さぶる大河小説。

嘘/北國浩二(PHP文芸文庫)

嘘(PHP文芸文庫)
あの夏、私たちは「家族」だった――。
息子を事故で亡くした絵本作家の千紗子。
記憶を失くした少年、認知症の父との暮らしは、一つの“嘘”から始まった。
切なさが弾ける衝撃の結末――気鋭のミステリ作家が描く、感動の家族小説。

八日目の蝉/角田光代(中公文庫)

八日目の蝉(中公文庫)
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか…。
偽りの母子の先が見えない逃亡生活、そしてその後のふたりに光はきざすのか――。
極限の母性を描いた、心ゆさぶる長篇サスペンス!
第2回中央公論文芸賞受賞作。

さがしもの/角田光代(新潮文庫)

さがしもの(新潮文庫)
あんたがその本を見つけてくれなけりゃ、死ぬに死ねないよ。
病床のおばあちゃんに頼まれた一冊を求め奔走した少女の日を描く「さがしもの」のほか、初めて売った古本と思わぬ再会を果たす「旅する本」など、九つの本の物語。
運命を変え、世界につながる小さな魔法「本」への愛にあふれた短編小説集。

虹の岬の喫茶店/森沢明夫(幻冬舎文庫)

虹の岬の喫茶店(幻冬舎文庫)
小さな岬の先端にある喫茶店。
その店に引き寄せられるように集まる、心に傷を抱えた人々――。
彼らの人生は、その店との出逢いで、変化し始める。
疲れた心に寄り添う、癒し小説。

エミリの小さな包丁/森沢明夫(角川文庫)

エミリの小さな包丁(角川文庫)
傷ついた心を癒やしてくれたのは、おいしいごはんとおじいちゃんだった。
恋人に振られ、職業もお金も居場所もすべてを失ったエミリ。
救いの手をさしのべてくれたのは、10年以上連絡を取っていなかった母方の祖父だった――。
人間の限りない温かさと心の再生を描いた、癒しの物語。

さいはての彼女/原田マハ(角川文庫)

さいはての彼女(角川文庫)
脇目もふらず猛烈に働き続けてきた女性経営者が恋にも仕事にも疲れて旅に出た。
信頼していた秘書が手配したチケットはは行き先違いで――?
女性と旅と再生をテーマにした、爽やかに泣ける短篇集。

カフーを待ちわびて/原田マハ(宝島社文庫)

カフーを待ちわびて(宝島社文庫)
一枚の絵馬と一通の手紙から始まる、明青と幸の出会い。
偶然に見えた二人の出会いは、思いも寄らない運命的な愛の結末へ。
「嫁に来ないか。幸せにします」
「絵馬の言葉が本当なら、私をお嫁さんにしてください」
スピリチュアルなほどピュアなラブストーリー。

冷静と情熱のあいだ/辻仁成(Blu)、江國香織(Rosso)(角川文庫)

冷静と情熱のあいだ Blu(角川文庫)
あのとき交わした、たわいもない約束。10年たった今、君はまだ覚えているだろうか。
あの日、彼女は、僕の腕の中から永遠に失われてしまったはずなのに―。
永遠に忘れられない恋を男の視点から描いた、究極の恋愛小説。
冷静と情熱のあいだ Blu(角川文庫)
穏やかな恋人と一緒に暮らす、静かで満ち足りた日々。
これが私の本当の姿なのだろうか―。
永遠に忘れられない恋を女性の視点から描いた、究極の恋愛小説。

博士の愛した数式/小川洋子(新潮文庫)

博士の愛した数式(新潮文庫)
家政婦として働く「私」は、ある春の日、年老いた元大学教師の家に派遣される。
彼は優秀な数学者であったが、交通事故で80分しか記憶を維持することができない。
数字にしか興味を示さない彼とのコミュニケーションは、困難をきわめるものだった。
しかし「私」の10歳になる息子との出会いをきっかけに、そのぎこちない関係に変化が訪れる―。

センセイの鞄/川上弘美(文春文庫)

センセイの鞄(文春文庫)
40歳目前の女性と、30と少し年の離れたセンセイ。
せつない心をたがいにかかえつつ流れてゆく、センセイと私の、ゆったりとした日々。
切なく、悲しく、あたたかい恋模様を描き、谷崎潤一郎賞を受賞した名作。

三の隣は五号室/長嶋有(中公文庫)

三の隣は五号室(中公文庫)
傷心のOLが、秘密を抱えた男が、病を得た伴侶が、単身赴任者が、ここにいた――。
小さな空間に流れた半世紀。
今はもういない者たちの一日一日が、こんなにもいとしい。
谷崎潤一郎賞を受賞した、アパート小説の金字塔。

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン/リリー・フランキー(新潮文庫)

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(新潮文庫)
オカン。ボクの一番大切な人。ボクのために自分の人生を生きた人。
ボクは上京し、東京でボロボロの日々。
還暦を過ぎたオカンは、ひとりガンと闘っていた――。
大切な人との記憶、喪失の悲しみを綴った傑作。
200万人が「家族」を思って涙した、2006年本屋大賞受賞作。

歩いても、歩いても/是枝裕和(幻冬舎文庫)

歩いても、歩いても(幻冬舎文庫)
今日は15年前に亡くなった横山家の長男の命日。
いい歳をして、現在失業中の次男・良多は、久々の帰郷に気が重い。
老いた両親の家に笑い声が響くが、それぞれが言えない小さな後悔を抱いていた―。

さいはてにて/柿木奈子(集英社文庫)

さいはてにて(集英社文庫)
東京で小さな珈琲店を営んでいる女性・岬。
生き別れた父を待つため、父が残した舟小屋を改装した場所に店を移転する。
シングルマザー・絵里子と彼女の子供たちと触れあううち、自分だけを信じて生きてきた岬に変化が─。

青天の霹靂/劇団ひとり(幻冬舎文庫)

青天の霹靂(幻冬舎文庫)
学歴もなければ、金もなく、恋人もいない35歳の晴夫。
一流マジシャンを目指し、テレビ番組のオーディションではじめて将来への希望を抱くが、警察からの思いもかけない電話で、晴夫の運命が、突如、大きく舵を切る―。
作家や俳優としても活躍する人気お笑い芸人の劇団ひとりが書き下ろした、人生の奇跡を瑞々しく描く長編小説。
スポンサードリンク

まだまだあります!おすすめ小説

六人の嘘つきな大学生(角川文庫)
六人の嘘つきな大学生(角川文庫)
最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。内定を巡ってさらけ出す「嘘」と「罪」とは?怒濤の伏線回収に驚嘆の声続出の青春ミステリー小説!
クスノキの番人(実業之日本社文庫)
クスノキの番人(実業之日本社文庫)
その木に祈れば、願いが叶うと言われるのはなぜか――。『秘密』『時生』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に続く新たなエンターテインメント作品。
宙ごはん(単行本)
宙ごはん(単行本)
愛し方がわからない花野。甘え方がわからない宙。“家族”を手探りする二人には記憶に残る食卓があった――。どこまでも温かく、やさしいやさしい希望の物語。
ランチ酒(祥伝社文庫)
ランチ酒(祥伝社文庫)
泣きたいときもあるけれど、食べて、飲んで、生きていく!疲れた心にじ~んと沁みる、珠玉の人間ドラマ×絶品グルメ小説。「ランチ酒」シリーズ第1弾!
アナログ(集英社文庫)
アナログ(集英社文庫)
デザイナーの水島悟はある日、喫茶店「ピアノ」で謎めいた女性、みゆきと出会う。毎週木曜日にピアノで会う約束を交わすが、突然、彼女はピアノに現れなくなり……。
自転しながら公転する(新潮文庫)
自転しながら公転する(新潮文庫)
母の看病のため実家に戻ってきた32歳の都。正社員になるべき?運命の人は他にいる?揺れる心を優しく包み、あたたかな共感で満たす傑作長編。
ライオンのおやつ(ポプラ文庫)
ライオンのおやつ(ポプラ文庫)
人生の最後に食べたいおやつは何ですか――食べて、生きて、この世から旅立つ。すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。
ぎょらん(新潮文庫)
ぎょらん(新潮文庫)
人が死ぬ際に残す珠「ぎょらん」。それを噛み潰せば、死者の最期の願いがわかるのだという。それがもたらすのは、救いか、それとも苦しみか――。傷ついた魂の再生を描いた7編の連作集。
お探し物は図書室まで(ポプラ文庫)
お探し物は図書室まで(ポプラ文庫)
お探し物は、本ですか?仕事ですか?人生ですか?自分が本当に「探している物」に気がつき、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。
純喫茶トルンカ(徳間文庫)
純喫茶トルンカ(徳間文庫)
謎の女性とアルバイト青年の恋模様、かつての恋人の娘との切ない交流、マスターの娘・雫の初恋。東京・谷中の路地裏にある小さな喫茶店「純喫茶トルンカ」を舞台にした3つのあたたかな物語。
推し、燃ゆ(河出文庫)
推し、燃ゆ(河出文庫)
推しが燃えた。ファンを殴ったらしい――。逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。21歳が描く圧倒的青春小説。第164回芥川賞受賞作。
むらさきのスカートの女(朝日文庫)
むらさきのスカートの女(朝日文庫)
「むらさきのスカートの女」が気になる〈わたし〉は、彼女を自分と同じ職場で働きだすように誘導し……。〈わたし〉が望むものとは?第161回芥川賞受賞作。
出会いなおし(文春文庫)
出会いなおし(文春文庫)
出会い、別れ、再会し、また別れ――過ぎてゆく時間のなかで、再び「出会いなおし」ていく人々の物語。人生の大切な時間を、鮮やかに、そして、深く描く、珠玉の短編集。
樽とタタン(新潮文庫)
樽とタタン(新潮文庫)
今から三十年以上前、小学校帰りに通った喫茶店。あの店に来ていた人たちは誰もがどことなく孤独だった――。懐かしさと温かな驚きに包まれる喫茶店物語。
ソロキャン!(朝日文庫)
ソロキャン!(朝日文庫)
ひとりで楽しむ絶品料理にお酒、そして何より焚き火が与えてくれる最高の癒し時間!絶品料理とひとりの時間を存分に楽しむ、本格ソロキャンプ小説。
いつの空にも星が出ていた(講談社文庫)
いつの空にも星が出ていた(講談社文庫)
うれしい日も、つらい日も、この声援と生きていく――。大洋ホエールズからDeNAベイスターズへ。時を超えてつながる横浜ファンの熱い人生が胸を打つ感動作!
82年生まれ、キム・ジヨン(ちくま文庫)
82年生まれ、キム・ジヨン(ちくま文庫)
何世代にもわたって女性たちが心に閉じ込めてきた思いとは――。これはわたしの物語だ。社会現象を巻き起こした大ベストセラー小説、待望の文庫化!
ボクたちはみんな大人になれなかった(新潮文庫)
ボクたちはみんな大人になれなかった(新潮文庫)
それは人生でたった一人、ボクが自分より好きになったひとの名前だ。過去と現在をSNSがつなぐ、切なさ新時代の大人泣きラブ・ストーリー。
グラスホッパー(角川文庫)
グラスホッパー(角川文庫)
復讐を横取りされた元教師の鈴木は、「押し屋」と呼ばれる殺し屋を追い始める。疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説!
AX アックス(角川文庫)
AX アックス(角川文庫)
最強の殺し屋は――恐妻家。物騒な奴がまた現れた!物語の新たな可能性を切り開く、エンタテインメント小説!『グラスホッパー』『マリアビートル』に連なる、殺し屋たちの狂想曲。
ゴールデンスランバー(新潮文庫)
ゴールデンスランバー(新潮文庫)
衆人環視の中、首相が爆殺され、犯人は俺だと報道されている。なぜだ?俺はやっていない――。首相暗殺犯に仕立てあげられた男の逃走を描いた、エンタテインメント巨編。
アイネクライネナハトムジーク(幻冬舎文庫)
アイネクライネナハトムジーク(幻冬舎文庫)
人生は、いつも楽しいことばかりじゃない。でも、運転免許センターで、リビングで、駐輪場で、奇跡は起こる。明日がきっと楽しくなる、魔法のような連作短編集。
キネマの神様(文春文庫)
キネマの神様(文春文庫)
無職の娘とダメな父。ひょんなことから雑誌「映友」に採用され、父の映画ブログをスタートさせることに――。“映画の神様”が壊れかけた家族を救う、奇跡の物語。
流星ワゴン(講談社文庫)
流星ワゴン(講談社文庫)
時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのか――?「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。
つむじ風食堂の夜(ちくま文庫)
つむじ風食堂の夜(ちくま文庫)
無口な店主、雨降り先生、デニーロの親方、イルクーツクに行きたい果物屋主人、背の高い舞台女優…。食堂に集う人々が織りなす、懐かしくも清々しい物語。
レインコートを着た犬(中公文庫)
レインコートを着た犬(中公文庫)
『つむじ風食堂の夜』『それからはスープのことばかり考えて暮らした』に連なる物語。舞台は、小さな映画館〈月舟シネマ〉。ゆるやかに呼応する〈月舟町〉三部作の完結編。
ブランケット・ブルームの星型乗車券(幻冬舎文庫)
ブランケット・ブルームの星型乗車券(幻冬舎文庫)
ようこそ、毛布をかぶった寒がりの街へ。本好きのための酒屋、グッドバイ研究所、毛布を干す日……。読むだけで旅した気分になる、架空の街の物語。
針がとぶ(中公文庫)
針がとぶ(中公文庫)
LPの小さなキズ。聴けなくなった数小節。失われた時と想いにいま灯がともる。かすかに響き合う七つのストーリー。
川っぺりムコリッタ(講談社文庫)
川っぺりムコリッタ(講談社文庫)
ひとりで生きたいと思っていたはずの僕は、このアパートの住人たちに囲まれ、少しずつささやかなシアワセに気づいていく――。「かもめ食堂」の監督が贈る、新しいつながりの物語。
海が見える家(小学館文庫)
海が見える家(小学館文庫)
ブラック企業を辞めた直後に届いた、父の訃報。逃げるように海辺の町へ向かう電車に飛び乗った――。「あなたにとって、幸せとは何ですか?」と穏やかに問いかけてくる感動作!
あん(ポプラ文庫)
あん(ポプラ文庫)
どら焼き店の求人をみてやってきた徳江という高齢の女性。彼女が「あん」づくりに託した人生とは?深い余韻が残る現代の名作。
パリ行ったことないの(集英社文庫)
パリ行ったことないの(集英社文庫)
パリに行けば、自分が見つかるの?私は何がしたいの?私は何ができるの?とまどいながらも自分の人生を見つめ、前に歩んでいこうとする10人の女性の物語。
風の港(単行本)
風の港(単行本)
そんな時は待とう、静かに。諦めず。いい風があなたに吹く日まで。そこに降り立ち、飛び立つまでのひととき。旅人たちの人生が交差し、奇跡が起こる珠玉の空港物語。
スーツケースの半分は(祥伝社文庫)
スーツケースの半分は(祥伝社文庫)
三十歳を目前にした真美は、フリーマーケットで青いスーツケースに一目惚れし、憧れのNYへの一人旅へ。人生の新たな一歩にエールを贈る小説集。
みんなで一人旅(集英社文庫)
みんなで一人旅(集英社文庫)
幸せという目的地に着くための方法は、きっと一つではない──。ままならない旅路の果てに待ち受ける、予想外の結末とは。ほろ苦くも温かい、大人の旅物語7編。
高架線(講談社文庫)
高架線(講談社文庫)
古アパート「かたばみ荘」では、出るときに次の入居者を自分で探してくることになっていた。部屋を引き継いだ住人がある日失踪して……。人々の記憶と語りで綴られていく16年間の物語。
喜嶋先生の静かな世界(講談社文庫)
喜嶋先生の静かな世界(講談社文庫)
文字を読むことが不得意で、勉強が大嫌いだった僕。喜嶋研究室での出会いが、僕のその後の人生を大きく変えていく――。学問の深遠さと研究の純粋さを描いた自伝的小説。
ひとりの女(集英社文庫)
ひとりの女(集英社文庫)
玩具会社の中間管理職、セノマイコ45歳。やる気のない部下や女性蔑視の上司にも、仕事にずんずん突き進む。いつも仁王立ちの女の毎日を愛情こめて描く爆笑小説。
食堂かたつむり(ポプラ文庫)
食堂かたつむり(ポプラ文庫)
同棲していた恋人にすべてを持ち去られ、倫子はさらに声をも失う。山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな小さな食堂を始める。人生に迷った時に読みたい、心においしい物語。
一度だけ(幻冬舎文庫)
一度だけ(幻冬舎文庫)
ある日、叔母がブラジル旅行に妹を誘う。なぜ自分ではなく、妹なのか。悶々とする弥生は、二人が旅行中の一週間、新しいことをすると決める。まだ見ぬ自分に出会うための物語。
天気が良ければ訪ねて行きます(単行本)
天気が良ければ訪ねて行きます(単行本)
韓国で20万部突破!ドラマの原作、ついに邦訳刊行!傷つくことを恐れる人、傷つくことに疲れた人。それぞれが再び人生を歩み始めるまでの、心温まる愛の物語。
遊園地に行こう!(講談社文庫)
遊園地に行こう!(講談社文庫)
奇跡の復活をとげた遊園地ファンタジア・パークに、発火事故が発生。さらには脅迫状まで届く緊急事態に。魔女と呼ばれるスゴ腕の契約社員と仲間は大切な夢の世界を守れるのか?
ぶたぶた(徳間文庫)
ぶたぶた(徳間文庫)
ぶたのぬいぐるみっ!?そう、彼は生きているのです。さまざまなシチュエーションでぶたぶたと出会ってしまった人間たちの姿と心の動きを描いた連作集。
パンとスープとネコ日和(ハルキ文庫)
パンとスープとネコ日和(ハルキ文庫)
唯一の身内である母を突然亡くしたアキコは、母親がやっていた食堂を改装し再オープンさせた。そんな彼女の元に、ネコのたろがやって来た―。
四十九日のレシピ(ポプラ文庫)
四十九日のレシピ(ポプラ文庫)
母・乙美が、ある「レシピ」を残して亡くなった。大切なひとを亡くしたひとつの家族が、再生へ向かうまでの四十九日間を描いた、あたたかい感動の物語。
豆大福と珈琲(朝日文庫)
豆大福と珈琲(朝日文庫)
片岡義男には、珈琲がよく似合う。たしかな文体とスタイリッシュな世界観。あらゆる小説的企みにみちた「珈琲」をめぐる5つの物語。
陰日向に咲く(幻冬舎文庫)
陰日向に咲く(幻冬舎文庫)
ホームレスを夢見る会社員、合コンで知り合った男に遊ばれる女子大生…。不器用に生きる人々をユーモア溢れる筆致で描いた、劇団ひとりの大ベストセラー小説!
海よりもまだ深く(幻冬舎文庫)
海よりもまだ深く(幻冬舎文庫)
売れない小説家の主人公と、団地に一人住まいのその母親、別れた元妻とその息子。こんなはずじゃなかったと今を生きる家族を映したストーリー。
朝が来る(文春文庫)
朝が来る(文春文庫)
長く辛い不妊治療の末、特別養子縁組という手段を選んだ夫婦。中学生で妊娠し、子供を手放すことになった幼い母。それぞれの葛藤、人生を丹念に描いた、胸に迫る長編。
ホノカアボーイ(幻冬舎文庫)
ホノカアボーイ(幻冬舎文庫)
ハワイ島の小さな町ホノカアで青春時代の数カ月を過ごした吉田玲雄が自らの体験を綴った心温まる物語。
西の魔女が死んだ(新潮文庫)
西の魔女が死んだ(新潮文庫)
学校へ足が向かなくなった少女まいは、大好きな祖母から魔女の手ほどきを受けることに。魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった――。
めぐらし屋(新潮文庫)
めぐらし屋(新潮文庫)
長く疎遠だった父の遺品に記された「めぐらし屋」とは?困惑する娘の蕗子に、折も折、めぐらし屋を依頼するの電話が舞い込む。地方都市を舞台に、温かで端正な筆致で描く、飾りない人びとの日常光景。
スティル・ライフ(中公文庫)
スティル・ライフ(中公文庫)
ある日、ぼくの前に佐々井が現れてから、ぼくの世界を見る視線が変わって行った―。人と世界の関係を鮮やかに詩的に描く、永遠の名作小説。第98回芥川賞受賞。
動物農場(ちくま文庫)
動物農場(ちくま文庫)
自由と平等を旗印に、いつのまにか全体主義や恐怖政治が社会を覆っていく様を痛烈に描き出す。全体主義を生み出す人間の病理を鋭く描き出した寓話小説の傑作!
カエルの楽園(新潮文庫)
カエルの楽園(新潮文庫)
凶暴なウシガエルの魔の手が迫り、楽園の本当の姿が明らかになる……。「予言書」とも言われた現代の寓話にして、国家の意味を問う警世の書。

その他の小説特集もチェック!

【2024年】本屋大賞ノミネート作品&歴代作品おすすめ40選!
【2024年】本屋大賞ノミネート作品&歴代作品おすすめ40選!
書店員の投票で選ばれる「本屋大賞」。2024年の本屋大賞にノミネートされた10作品と、歴代作品の中からおすすめの40作品をご紹介します!
食堂やカフェ・喫茶店が舞台のおすすめ食べ物系小説10選!
食堂やカフェ・喫茶店が舞台のおすすめ食べ物系小説10選!
映画化やドラマ化、シリーズ化されている作品も多いごはん小説の中から、食堂やカフェ・喫茶店が舞台のおすすめ食べ物系小説を10冊ご紹介します!
【国内】おすすめのミステリー小説15選!名作から初心者向けまで
【国内】おすすめのミステリー小説15選!名作から初心者向けまで
小説の中でも人気のあるジャンルのひとつ、ミステリー小説。名作から初心者向け、イヤミスまで、おすすめの国内ミステリー小説を15冊ご紹介します!
おすすめの純文学小説10選!初心者でも読みやすい!
おすすめの純文学小説10選!初心者でも読みやすい!
近代純文学、現代純文学、芥川賞受賞作品の中から、初めての方でも読みやすいおすすめの純文学小説を10冊ご紹介します!
おすすめの時代小説10選!女性や初心者でも読みやすい
おすすめの時代小説10選!女性や初心者でも読みやすい
人情あり笑いありの時代小説を中心に、女性や初心者の方でも読みやすいおすすめの時代小説を10冊ご紹介します!

書店の売れ筋文庫本&文庫フェアをチェック!

文庫本おすすめランキング2024
文庫本おすすめランキング2024
小説やエッセイなど、書店の文庫本ランキングから気になる文庫本をピックアップ!お気に入りの文庫本ベスト10も!
【夏の文庫フェア2024】おすすめ小説&エッセイ48選!
【夏の文庫フェア2024】おすすめ小説&エッセイ48選!
毎年恒例となっている夏の文庫フェア!新潮文庫の100冊、カドイカ、ナツイチ。フェア小冊子からおすすめの小説&エッセイを48冊選んでみました!