世界中で長く読み継がれている名作を集めた児童文学の叢書、岩波少年文庫。
岩波少年文庫は、小学校中学年から中学生向けのシリーズですが、高校生や学生はもちろん、大人が読んでも面白くて楽しめます!
ジャンルも、家族や友達との時間を描いた作品から、冒険もの、探偵もの、ミステリー、ホラー、古典、エッセイまで、様々な作品があります。
そこで、そんな数多くある岩波少年文庫シリーズの中からおすすめの作品をまとめてみました!
児童文学は、大人が読んでも気づかされることが多くておすすめですので、参考にしてみてください。
【児童文学】おすすめの岩波少年文庫12選!
モモ/ミヒャエル・エンデ(岩波少年文庫)
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町はずれの円形劇場あとにまよいこんだ不思議な少女モモ。
町の人たちはモモに話を聞いてもらうと、幸福な気もちに。
そこへ、「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります…。
人間本来の生き方を忘れてしまっている現代の人々に〈時間〉の真の意味を問う、エンデの名作。
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飛ぶ教室/エーリヒ・ケストナー(岩波少年文庫)
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ボクサー志望のマッツ、貧しくも秀才のマルティン、臆病なウーリ、詩人ジョニー、クールなゼバスティアーン。
性格もまったくちがう少年たちはそれぞれに、悩み、悲しみ、そしてあこがれを抱いている――。
寄宿学校でくり広げられる、涙と笑いがつまったクリスマスの物語。
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エーミールと探偵たち/エーリヒ・ケストナー(岩波少年文庫)
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おばあちゃんをたずねる列車の中で、大切なお金を盗られてしまったエーミール。
ベルリンの街を舞台に、少年たちが知恵をしぼって協力し、犯人をつかまえる大騒動がくりひろげられる――。
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長くつ下のピッピ/アストリッド・リンドグレーン(岩波少年文庫)
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ごたごた荘でサルと一緒に自由気ままに暮らしているピッピ。
となりの家に住むトミーとアンニカは、ピッピがうらやましくてなりません。
ハチャメチャだけど心やさしくまっすぐな世界一強い女の子ピッピのとびきりゆかいな物語。
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風にのってきたメアリー・ポピンズ/P.L.トラヴァース(岩波少年文庫)
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東風の吹く日に、こうもり傘につかまって空からやってきたメアリー・ポピンズ。
バンクス家で子どもたちの世話をすることになった彼女は、子どもたちを不思議な冒険の世界へと導き…。
ユーモアと笑いのかげに人生の深みをのぞかせる、ちょっと風変わりな保母の物語。
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不思議の国のアリス/ルイス・キャロル(岩波少年文庫)
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おおあわての白ウサギを追いかけてアリスが穴に飛びこむと、奇妙で不思議な冒険がはじまります。
オックスフォードの数学者が創り出した、ユーモアとことばあそびに満ちたイギリス児童文学の古典。
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床下の小人たち/メアリー・ノートン(岩波少年文庫)
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イギリスの古風な家の床下に住む小人の一家。
暮らしに必要なものはすべてこっそり人間から借りていましたが、ある日、その家の男の子に姿を見られてしまい…。
カーネギー賞を受賞した、イギリスファンタジーの傑作。
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クローディアの秘密/E.L.カニグズバーグ(岩波少年文庫)
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少女クローディアは、弟のジェイミーを誘って家出をします。
行く先は、ニューヨークのメトロポリタン美術館。
でも、冒険に不測の事態はつきもの。
ふたりは専門家でも解けないような美術品にまつわるミステリーに巻きこまれることに――。
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ドリトル先生アフリカゆき/ヒュー・ロフティング(岩波少年文庫)
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動物と話のできる名医ジョン・ドリトル先生。
サルたちを恐ろしい疫病から救うために、アヒルのダブダブや犬のジップ、ブタのガブガブらを引き連れてアフリカに向かいます。
ドリトル先生物語の第1作目。
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チポリーノの冒険/ジャンニ・ロダーリ(岩波少年文庫)
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ここは野菜とくだものたちの暮らす国。
玉ねぎ一家の長男坊チポリーノが、無実の罪で牢屋に入れられてしまった父チポローネを救いだそうと大活躍。
語りの名手ロダーリの書いた明るくゆかいな冒険物語。
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はてしない物語 上・下/ミヒャエル・エンデ(岩波少年文庫)
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少年バスチアンが読んでいた本の中のファンタージエン国は、正体不明の「虚無」におかされ滅亡寸前に…。
バスチアンは本の中にすいこまれ、この国の滅亡と再生を体験する。
現実と物語が交じり合って壮大な世界をくり広げるファンタジー。
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物語の呼びかけにこたえて本の世界に入り込んだバスチアンと、そこで出会ったアトレーユ。
二人の少年がまきこまれてゆく不思議な冒険はどのような結末に?
人類の未来を問いかける異色のファンタジー。
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地底旅行/ジュール・ヴェルヌ(岩波少年文庫)
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十六世紀の錬金術師が残した謎の古文書を解読すると、地球の中心へ達する方法が書かれていた。
リーデンブロック教授と甥のアクセル、そして無口な案内人のハンスは、火山の噴火口から地底へと向かうが、そこには驚くべき光景が広がっており……。
想像力を駆使して描く、前人未踏の冒険譚。
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