恋愛小説の名手として知られる江國香織。
直木賞を受賞した『号泣する準備はできていた』や、映画化された『冷静と情熱のあいだ』など名作揃いです。
また、小説だけでなく、旅や日々の生活、愛犬のことなどを綴ったエッセイも人気で数多くの作品があります。
そこで、小説だけでなくエッセイも魅力的な江國香織の作品の中から、おすすめの小説とエッセイをまとめてみました!
ぜひ本選びの参考にしてみてください。
江國香織のおすすめ作品10選!
冷静と情熱のあいだ Rosso(角川文庫)
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穏やかな恋人と一緒に暮らす、静かで満ち足りた日々。
これが私の本当の姿なのだろうか――。
2000年5月25日ミラノのドゥオモで再会を約したかつての恋人たち。
江國香織、辻仁成が同じ物語をそれぞれ女の視点、男の視点で描く甘く切ない恋愛小説。
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旅ドロップ(小学館文庫)
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旅した場所と空気、食べ物、そして出会った人々や動物たち――。
時も場所も超えて、懐かしい思い出に、はるかな世界に連れ出してくれる。
小さな物語のような37篇の旅エッセー集。
旅をめぐる三篇の詩も収録。
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シェニール織とか黄肉のメロンとか(単行本)
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作家の民子、自由人の理枝、主婦の早希。
かつての「三人娘」が織りなす幸福な食卓と友情と人生に乾杯!
彼女たちをとりまく人々の楽しく切実な日常を濃やかに描く、愛おしさに満ち満ちた物語。
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すいかの匂い(新潮文庫)
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あの夏の記憶だけ、いつまでもおなじあかるさでそこにある。
バニラアイスの木べらの味、ビニールプールのへりの感触、おはじきのたてる音、そしてすいかの匂い。
誰にも言えない、とてもどきどきしたから――。
11人の少女の、かけがえのない夏の記憶の物語。
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泣く大人(角川文庫)
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大人というのは本質的に「泣く」生き物。
夫、愛犬、男友達、旅、本にまつわる思い……。
刻一刻と姿を変える、さざなみのような日々の生活の積み重ねを綴ったエッセイ集。
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泣かない子供(角川文庫)
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子供から少女へ、少女から女へ。
子供だった頃のこと、いくつかの恋の話、まわりにいる愛しい人たち、出会った風景……。
こだわりの時間を柔らかに、せつなく描いたエッセイ集。
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雨はコーラがのめない(新潮文庫)
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濃い栗色の巻き毛をした雨は、オスのアメリカン・コッカスパニエル。
私たちは、よく一緒に音楽を聴いて、二人だけのみちたりた時間を過ごす。
甘えたがりの愛犬との特別な日常や、過去の記憶を呼び覚ます音楽について綴ったエッセイ集。
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犬とハモニカ(新潮文庫)
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恋をしても結婚しても、わたしたちは、孤独だ。
空港の到着ロビーで行き交う人々の、人生の一瞬の重なりを鮮やかに掬い取った川端賞受賞の表題作ほか。
わたしたちが生きる上で抱え続ける、あたたかい孤独に満ちた、六つの旅路。
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号泣する準備はできていた(新潮文庫)
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私はたぶん泣きだすべきだったのだ。
濃密な恋がそこなわれていく悲しみを描く表題作のほか、全12篇。
号泣するほどの悲しみが不意におとずれても、きっと大丈夫、切り抜けられる……。
そう囁いてくれる直木賞受賞短篇集。
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とるにたらないものもの(集英社文庫)
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とるにたらないけれど、かけがえのないものもの。
輪ゴム、レモンしぼり器、ヨーグルト、石けん、りぼん……。
日常のなかの、ささやかだけど愛すべきものたちにまつわる記憶や思い。
やわらかな言葉で綴る絶妙なショートエッセイ60編。
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まだまだあります!江國香織のおすすめ作品
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やわらかなレタス(文春文庫)
ここにあるのは、幸福な魂の食事。食べものをめぐる言葉と、小説、旅、そして日々のよしなしごとを繊細にかろやかに描きとめた随想集。
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いくつもの週末(集英社文庫)
いくつもの週末にデートを重ね、サラリーマンの彼と結婚した著者。そして、ほとんど毎週末けんかをする。甘く、ときにはビターな結婚生活を綴った、甘くてシビアなエッセイ集。
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彼女たちの場合は 上(集英社文庫)
これは家出ではないので心配しないでね。14歳と17歳。NYに住む二人の少女は、そう書き置きだけ残して“アメリカを見る”旅に出た──。著者初のロードノベル。
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彼女たちの場合は 下(集英社文庫)
この旅の間にあった出来事は、永遠に二人だけの秘密にする。ボストン、メインビーチズ、ナッシュヴィル。思いがけない出会いと別れの先にあるものは……。
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流しのしたの骨(新潮文庫)
夜の散歩が習慣の19歳の私と、タイプの違う二人の姉、小さな弟、家族想いの両親。少し奇妙な家族の半年を描く、静かで心地よい物語。
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いつか記憶からこぼれおちるとしても(朝日文庫)
吉田くんとのデートで買ったチョコレートバーの味、年上の女の細くて冷たい指の感触……。10人の女子高校生がおりなす、残酷でせつない、とても可憐な6つの物語。
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ホリー・ガーデン(新潮文庫)
果歩と静枝は幼なじみ。二人はいつも一緒だった。30歳を目前にしたいまでも……。対照的な女性二人が織りなす、心洗われる長編小説。
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ぼくの小鳥ちゃん(新潮文庫)
雪の朝、ぼくの部屋に鳥ちゃんが舞いこんだ。ぼくの彼女をちょっと意識している小鳥ちゃん。少し切なくて幸福な、冬の日々の物語。
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こうばしい日々(新潮文庫)
恋に遊びに、ぼくはけっこう忙しい。11歳の男の子の日常を綴った表題作など、ピュアで素敵なボーイズ&ガールズを描く中編二編。
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