小説といっても様々なジャンルがありますが、家族や親子をテーマにした家族小説も人気のジャンルのひとつかと思います。
家族小説には、映画化やドラマ化されている作品も多く、長編から短編までさまざまな家族小説があります。
そこで、家族や親子をテーマにした作品の中から、心温まるおすすめの家族小説をまとめてみました!
ぜひ本選びの参考にしてみてください。
おすすめの家族小説10選!
そして、バトンは渡された/瀬尾まいこ(文春文庫)

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幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。
その後も血の繋がらない親の間をリレーされながらも、出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つとき――。
身近な人が愛おしくなる感動作。
2019年本屋大賞受賞作。
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昨夜のカレー、明日のパン/木皿泉(河出文庫)

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7年前、25歳で死んでしまった一樹。遺された嫁・テツコと今も一緒に暮らす一樹の父・ギフ。
テツコの恋人・岩井さんや一樹の幼馴染みなど、周囲の人物と関わりながらゆるゆるとその死を受け入れていく…。
本屋大賞第二位&山本周五郎賞にもノミネートされた、人気夫婦脚本家による初の小説。
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宙ごはん/町田そのこ(単行本)

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小学校入学をきっかけに産みのお母さん、花野と暮らすことになった宙。
愛し方がわからない花野。
甘え方がわからない宙。
家族を手探りする二人には記憶に残る食卓があった――。
どこまでも温かく、やさしいやさしい希望の物語。
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日比野豆腐店/小野寺史宜(単行本)

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東京の町なかにひっそりと佇む「日比野豆腐店」。
店主の清道を亡くした日比野家は、厳しいながらも手を取り合って店を切り盛りしていた。
店を終わらせようとしている祖母、店を続けたい母、将来に悩む令哉。
ひたむきに生きる人たちを描いた心揺さぶる家族小説。
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン/リリー・フランキー(新潮文庫)

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オカン。ボクの一番大切な人。ボクのために自分の人生を生きた人。
ボクは上京し、東京でボロボロの日々。
還暦を過ぎたオカンは、ひとりガンと闘っていた――。
大切な人との記憶、喪失の悲しみを綴った傑作。
200万人が「家族」を思って涙した、2006年本屋大賞受賞作。
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幸福な食卓/瀬尾まいこ(講談社文庫)

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佐和子の家族はちょっとヘン。
父を辞めると宣言した父、家出中なのに料理を届けに来る母、元天才児の兄。
そして佐和子には、心の中でその存在が大きくなるボーイフレンド大浦君がいて……。
それぞれ切なさを抱えながら、つながり合い再生していく家族の姿を温かく描いた長編小説。
吉川英治文学新人賞受賞作。
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四十九日のレシピ/伊吹有喜(ポプラ文庫)

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母・乙美が、ある「レシピ」を残して亡くなった。
それは、離れてしまった家族を再び呼び集め、奇跡のような時間をもたらす処方箋。
大切なひとを亡くしたひとつの家族が、再生へ向かうまでの四十九日間を描いた、あたたかい感動の物語。
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家族シアター/辻村深月(講談社文庫)

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近くにいるから傷つけ合う。
遠くにいてもわかり合える。
大好きだけど、大っきらい。
読めばきっと、あなたの「わが家」に帰りたくなる。
泣いて笑えて懐かしい、家族を描く心温まる全7編。
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家族の言い訳/森浩美(双葉文庫)

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家族に悩まされ、家族に助けられる。
誰の人生だってたくさん痛み、苦しみ、そして喜びに溢れている。
「ホタルの熱」「おかあちゃんの口紅」はラジオドラマや入試問題にもなった出色の感動作。
あなたのなかの「いい人」にきっと出会える、まっすぐな人生小説。
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とんび/重松清(角川文庫)

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昭和37年、瀬戸内海の小さな街の運送会社に勤めるヤスに息子アキラ誕生。
家族に恵まれ幸せの絶頂にいたが、それも長くは続かず……。
高度経済成長に活気づく時代と街を舞台に描く、父と子の感涙の物語。
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滅びの前のシャングリラ(中公文庫)
一ヶ月後、小惑星が衝突し、地球は滅びる。荒廃していく世界の中で、人生をうまく生きられなかった人びとは、最期の時までをどう過ごすのか。滅びゆく運命の中で、幸せについて問う傑作。
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AX アックス(角川文庫)
最強の殺し屋は――恐妻家。物騒な奴がまた現れた!物語の新たな可能性を切り開く、エンタテインメント小説!『グラスホッパー』『マリアビートル』に連なる、殺し屋たちの狂想曲。
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嘘(PHP文芸文庫)
息子を事故で亡くした千紗子。記憶を失くした少年、認知症の父との暮らしは、一つの“嘘”から始まった。切なさが弾ける衝撃の結末――気鋭のミステリ作家が描く、感動の家族小説。映画「かくしごと」2024年6月7日公開!
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八日目の蝉(中公文庫)
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか……。偽りの母子の先が見えない逃亡生活。極限の母性を描いた、心ゆさぶる長篇サスペンス!
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朝が来る(文春文庫)
長く辛い不妊治療の末、特別養子縁組という手段を選んだ夫婦。中学生で妊娠し、子供を手放すことになった幼い母。それぞれの葛藤、人生を丹念に描いた、胸に迫る長編。
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天国までの百マイル [新装版](朝日文庫)
会社を潰し家庭も失った40歳の主人公は、母の命を救うため天才心臓外科医のいる病院をめざし、命がけの旅に出る。親子の絆、男女の悲しい恋模様を描いた感動作。
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さいはてにて(集英社文庫)
生き別れた父を待つため、父が残した舟小屋で珈琲店を開いた岬。シングルマザー・絵里子や子供たちとふれあううち、独りで生きてきた岬に変化が──。永作博美×佐々木希主演映画のノベライズ。
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青天の霹靂(幻冬舎文庫)
学歴もなければ、金もなく、恋人もいない35歳の晴夫。警察からの思いもかけない電話で、晴夫の運命が、突如、大きく舵を切る――。人生の奇跡を瑞々しく描く長編小説。
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キネマの神様(文春文庫)
無職の娘とダメな父。ひょんなことから雑誌「映友」に採用され、父の映画ブログをスタートさせることに――。“映画の神様”が壊れかけた家族を救う、奇跡の物語。
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歩いても、歩いても(幻冬舎文庫)
今日は15年前に亡くなった横山家の長男の命日。人生は、いつもちょっとだけ間にあわない。是枝裕和監督が綴る、ありふれた家族のある夏の一日。
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海よりもまだ深く(幻冬舎文庫)
売れない小説家の主人公と、団地に一人住まいのその母親、別れた元妻とその息子。こんなはずじゃなかったと今を生きる家族を映したストーリー。
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