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西加奈子のおすすめ小説10選!笑って泣ける!

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笑いと涙を織り交ぜた温かみのある物語が人気の西加奈子。
家族愛や人間関係の描写が深く、幅広い年代に支持されています。

2014年には『サラバ!』で第152回直木賞を受賞し、『漁港の肉子ちゃん』『円卓』『きいろいゾウ』など、数々の作品が映画化されています。

そこで、数ある西加奈子の作品の中から、おすすめの小説をまとめてみました。
ぜひ本選びの参考にしてみてください!

西加奈子のおすすめ小説10選!

舞台(講談社文庫)

舞台(講談社文庫)
29歳の葉太はある目的のためにニューヨークを訪れる。
しかし、滞在初日で盗難に遭い無一文になり、マンハッタンを彷徨う羽目に。
決死の街歩きを経て、葉太が目にした衝撃的な光景とは――。
命がけで「自分」を獲得してゆく青年の格闘が胸を打つ傑作長編!

おまじない(ちくま文庫)

おまじない(ちくま文庫)
大人になって、大丈夫なふりをしていても、傷ついてきたことはたくさんある。
それでも、誰かの何気ないひとことで、世界は救われる。
悩んだり傷ついたりしながらも生きていく、すべての人にそっと寄り添う8編。

漁港の肉子ちゃん(幻冬舎文庫)

漁港の肉子ちゃん(幻冬舎文庫)
男に騙されてたどりついた北の港町。
焼肉屋で働いている肉子ちゃんは、太っていてとても明るい。
キクりんは、そんなお母さんが最近恥ずかしい。
そんな母娘のなんでもない愛しき日々を描いた傑作!

円卓(文春文庫)

円卓(文春文庫)
公団住宅で三つ子の姉と、両親、祖父母に愛されて暮らす小学三年生・こっこ。
口が悪く、偏屈で硬派な、孤独に憧れる。
こっこの日常は、不満と問題と驚きと発見に満ちている。
世間の“当然”に立ち止まり、悩み考え成長する姿を描く感動作!

きいろいゾウ(小学館文庫)

きいろいゾウ(小学館文庫)
九州の片田舎にやってきた「ムコさん」「ツマ」と呼び合う若夫婦。
ある出来事を機にムコがツマを残して東京へ向かう――。
本当に大切なものなんて、たったひとつしかない。
ちっぽけな夫婦の大きな愛の物語。

きりこについて(角川文庫)

きりこについて(角川文庫)
きりこは「ぶす」な女の子。
小学校の体育館裏で、人の言葉がわかる、とても賢い黒猫をひろった。
美しいってどういうこと?生きるってつらいこと?
きりこがみつけた世の中でいちばん大切なこと。

さくら(小学館文庫)

さくら(小学館文庫)
両親、三兄弟の家族に、「サクラ」となづけられた犬が一匹。
どこにでもいそうな家族に、大きな出来事が起こる。
そして一家の愛犬・サクラが倒れた――。
家族5人と犬のサクラが巻き起こす家族の奇跡の物語。

サラバ!(小学館文庫)

サラバ!(上)(小学館文庫)
父の海外赴任先であるイランの病院で生を受けた圷歩。
幼稚園、小学校と大阪での生活を経て、父の新たな赴任先・エジプトへ。
日本人学校に通うことになった歩は、ある日、ヤコブというエジプト人の少年と出会うことになる――。
第152回直木賞受賞作。
サラバ!(中)(小学館文庫)
両親の離婚、そして帰国。
母の実家のそばに住む母子三人は、次第にバラバラになっていった。
そして、阪神淡路大震災が起こった。
逃げるように東京へ向かった歩はライターになり、ある取材を依頼される――。
サラバ!(下)(小学館文庫)
ある日放浪を続ける姉から帰国するというメールが届く。
しかもビッグニュースを伴って。
反対に、歩にはよくないことが起こり続ける。
大きなダメージを受けた歩は、ある行動を起こすことになる――。

通天閣(ちくま文庫)

通天閣(ちくま文庫)
夢を失いつつ町工場で働く中年男。
恋人に見捨てられそうになりながらスナックで働く若い女。
冬のある夜、通天閣を舞台に起こった大騒動が八方ふさがりに見える二人の運命を変えることに……。
冬の大阪ミナミの町を舞台にした、ささやかだけど暖かい灯をともす絶望と再生の物語。

うつくしい人(幻冬舎文庫)

うつくしい人(幻冬舎文庫)
他人の目を気にして、びくびくと生きている百合。
ノーデリカシーなバーテン坂崎とドイツ人マティアス。
ある夜、三人はホテルの図書館で写真を探すことに。
片っ端から本をめくるうち、百合は自分の縮んだ心がゆっくりとほどけていくのを感じていた――。

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