旅を通じて主人公たちの成長や再生、出会いを描いたロードノベル。
ロードノベルと言えば、海外小説の『オン・ザ・ロード』『アルケミスト』『リンカーン・ハイウェイ』などが有名ですが、日本でも数多くの旅を題材にした小説がロードノベルとして親しまれています。
そこで、王道のロードノベルから少し変わったロードノベルまで、おすすめのロードノベルをまとめてみました!
ぜひ本選びの参考にしてみてください。
おすすめのロードノベル10選!
旅する練習/乗代雄介(講談社文庫)

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サッカー少女と小説家の叔父。
ふたりは、利根川沿いに、鹿島アントラーズの本拠地を目指す旅に出る。
本当に大切なことを見つけて、それに自分を合わせて生きるのって、すっごく楽しい。
ロード・ノベルの傑作!第164回芥川賞候補作。
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田舎のポルシェ/篠田節子(文春文庫)

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実家の農家を飛び出した女性、リタイヤした元企業戦士、夫に先立たれた介護士――。
それぞれ秘めた思いを抱いてトラブル連発のロングドライブへ。
ひとたびアクセルを踏み込めば日常は冒険に変わる。
心躍るロードノベル3篇。
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ペーパー・リリイ/佐原ひかり(単行本)

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野中杏、17歳、詐欺師のこども。
被害者キヨエと、幻の百合を探す旅に出る。
愛・罪・恩から私たちは自由になる。
500万円を奪って絶賛逃亡中!
氷室冴子青春文学賞大賞受賞作家が贈る爆走青春ロードノベル!
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夏のピルグリム/高山環(単行本)

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すべてを失った中学一年生・夏子は、東京から宮崎へ向かう。
道中様々な大人と出逢い、時に助けられながら、夏子は少しずつ夢を取り戻していく。
喪失を知った少女の再生を描く、ひと夏の巡礼の旅――。
生きることの輝きが胸を打つ青春小説。
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旅猫リポート/有川浩(講談社文庫)

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野良猫のナナは、瀕死の自分を助けてくれたサトルと暮らし始めた。
それから五年が経ち、ある事情からサトルはナナを手離すことに。
僕の猫をもらってくれませんか?
一人と一匹は銀色のワゴンで“最後の旅”に出る――。
永遠の絆を描くロードノベル。
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天国までの百マイル/浅田次郎(朝日文庫)

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会社を潰し家庭も失った40歳の城所安男。
極貧の中で育ててくれた母の命を救うため天才心臓外科医のいる病院をめざし、命がけの旅に出る――。
親子の絆、男女の悲しい恋模様を描いた感動作。
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ガソリン生活/伊坂幸太郎(朝日文庫)

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聡明な弟・亨と、のんきな兄・良男のでこぼこ兄弟。
ドライブ中に乗せたある女優が、翌日急死!
一家はさらなる謎に巻き込まれ…!?
探偵役はなんと車!
望月ファミリーと愛車デミオの冒険譚!
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流星ワゴン/重松清(講談社文庫)

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もう死んでもいいと思っていた37歳・秋。
ある夜、死んだはずの父子が運転する不思議なワゴンに拾われた。
時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。
やり直しは、叶えられるのか――?
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遥かなる水の音/村山由佳(集英社文庫)

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緋沙子は、若くして亡くなった弟の遺言を叶えるため、モロッコへ旅立つ。
同行者は、弟の同居人だった中年のゲイと、弟の親友のカップル。
4人の想いが交錯し、行き着いた先とは?
さまざまな愛の形を描く、大人のロードノベル。
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愛のようだ/長嶋有(中公文庫)

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40歳にして免許を取得した戸倉。
友人須崎、その恋人琴美の3人で、伊勢神宮へ願掛けに行く。
車中で交わすとりとめのないおしゃべり、流れる景色、ひととき同じ目的地があるということ……。
大切なものを失う悲しみを、まっすぐに描いた恋愛小説。
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海外の名作ロードノベルもおすすめ!

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オン・ザ・ロード(河出文庫)
若い作家サルとその親友ディーンは、自由を求めて広大なアメリカ大陸を疾駆する。文学、文化に影響を与えた不滅の青春の書。
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アルケミスト 夢を旅した少年(角川文庫)
羊使いのサンチャゴは、彼を待つ宝が隠されているという夢を信じ、アフリカの砂漠を越えピラミッドを目指す。人生の本当に大切なものを教えてくれる愛と勇気の物語。
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リンカーン・ハイウェイ(単行本)
刑務所から出た18歳のエメットは、母が暮らしているはずのサンフランシスコに車で弟と向かうことに。10日間の少年4人の旅と成長を描く傑作ロードノベル。
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