憲法9条問題、安保法案など、戦後の大転換を迎えようとしている日本。
毎年、終戦記念日が近づくと、書店にも戦争に関する本の特集棚をよく見かけます。
ノンフィクション編では、あらためて戦争と平和について考えるきっかけになる、おすすめのノンフィクションの本をご紹介します。
戦争と平和について考えるノンフィクション本9選!
女子学院中学生が綴った日本の戦争22話
『戦争しない国が好き!』おのだめりこ 編
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女子学院中学生が綴った日本の戦争22話。
女子学院で1980年夏から始まった「身近な人たちの戦争体験聞き書き学習」。
女子学院中学生が受け継ぐ戦争体験は、「二度と戦争を許すまじ」の揺るがぬ決意へと結びついていく―。
あらためて戦争、平和について考えるきっかけとなる一冊です。
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広島の小学生が書いた15編の作文
『ピカドン』講談社 編
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広島の小学生が書いた15編の作文。
2000年に広島の小学校内のロッカーから約50年ぶりに発見された作文集「原爆の思い出」。
その文集には5~6年生の児童が、4~6歳だった被爆当時の思い出が―。
もう一度、現在を見つめなおすきっかけとなる一冊です。
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満州からの壮絶な脱出記
『流れる星は生きている』藤原てい(中公文庫)
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藤原ていが記した満州からの壮絶な脱出記。
昭和二十年八月九日、ソ連参戦の夜、満州新京の観象台官舎。
夫と引き裂かれた妻と愛児三人の、言語に絶する脱出行がここから始まった―。
敗戦下の悲運に耐えて生き抜いた一人の女性の、苦難と愛情の厳粛な記録。
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戦争を体験した祖父への孫娘からの質問状
『おじいちゃん戦争のことを教えて』中條高徳
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戦争を体験した祖父への孫娘からの質問状。
なぜ軍人の学校に進んだの?アメリカとの戦争は正しかったと思う?
戦争と自らの人生について真摯に答えた1冊です。
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いま明らかになる戦争への「本当の」道のり
『日本人はなぜ戦争へと向かったのか:外交・陸軍編』NHKスペシャル取材班
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開戦までの道程を徹底検証した本。
日本人だけで300万人を超える死者を出した太平洋戦争。
軍幹部ですら「負ける」と予想した戦争へ、日本はなぜ踏み込んでしまったのか―。
いま明らかになる戦争への「本当の」道のり。
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近代日本の“運命の一日”
『日本のいちばん長い日』半藤一利
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八月十五日をめぐる二十四時間を活写したノンフィクション。
昭和二十年八月六日、広島に原爆投下、そして、ソ連軍の満州侵略と、最早日本の命運は尽きた。
「聖断」に従い和平への努力を続ける人々と、徹底抗戦を主張して蹶起せんとした青年将校たち―。
近代日本の“運命の一日”を描いた一冊です。
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人々は何を考え、何を発言し、何を綴った
『十二月八日と八月十五日』半藤一利
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開戦と終戦の日を活写したノンフィクション。
太平洋戦争開始の1941年12月8日。
終戦の玉音放送が流れた1945年8月15日。
人々は何を考え、何を発言し、何を綴ったか―。
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なぜ戦争へと突き進んでいったのか
『東條英機と天皇の時代』保阪正康
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東條英機の生涯と全体像を描き出した本。
東條英機とは何者だったのか。
なぜ軍人が総理大臣となり、戦争へと突き進んでいったのか―。
その人物像をさぐることで、近代日本の実像へと迫った一冊です。
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日本はどのような条件で降伏を受け入れたのか
『占領下日本(上)』
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占領下の時代を多様な観点と仮説から再検証した本。
1945年からの7年間日本は「占領下」にあった。
日本はどのような条件で降伏を受け入れたのか―。
戦後日本のかたちを問い直した一冊です。
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