1年間に刊行された新書から、その年「最高の一冊」を選ぶ「新書大賞」。
新書大賞2024の受賞作が2月9日(金)に発表され、大賞に認知科学者と言語学者が執筆した『言語の本質』が選ばれました!
そこで、新書大賞2024の結果と、歴代の受賞作品の中からおすすめの20作品をまとめてみました。
気になる作品をチェックしてみてください!
新書大賞2024/大賞作品
言語の本質/今井むつみ、秋田喜美(中公新書)
新書大賞2024/2位~20位
2位
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新書大賞2024
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訂正する力/東浩紀(朝日新書)ひとは誤ったことを訂正しながら生きていく。現代日本で「誤る」こと、「訂正」することの意味を問い、この国の自画像をアップデートする。↓本の詳細を見る↓
3位
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新書大賞2024
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客観性の落とし穴/村上靖彦(ちくまプリマー新書)エビデンスはあるんですか。数字で示してもらえますか。数値化が当たり前になった今、こうした考え方が世にはびこっている。その原因を探り、失われたものを明らかにする。↓本の詳細を見る↓
4位
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新書大賞2024
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Z世代のアメリカ/三牧聖子(NHK出版新書)米中対立、反リベラリズムからジェンダー平等、レイシズムまで。気鋭の国際政治学者が、アメリカの今と未来をさまざまな角度から描き出し、私たちの社会や政治の想像力を広げる渾身の書。↓本の詳細を見る↓
5位
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新書大賞2024
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ネット右翼になった父/鈴木大介(講談社現代新書))ヘイトスラングを口にする父。テレビの報道番組に毒づき続ける父。老いて右傾化した父と、子どもたちの分断。現代の家族病に融和の道はあるか?ルポライターの長男が挑んだ、家族再生の道程。↓本の詳細を見る↓
5位
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新書大賞2024
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トランスジェンダー入門/周司あきら、高井ゆと里(集英社新書)これまで「LGBT」と一括りにされることが多かった「T=トランスジェンダー」について、現状を明らかにすると共に、医療や法律をはじめその全体像をつかむことのできる入門書。↓本の詳細を見る↓
7位
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新書大賞2024
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「戦前」の正体/辻田真佐憲(講談社現代新書)神話に支えられた「大日本帝国」の真実。神武天皇、教育勅語、万世一系、八紘一宇……。右派が誇り、左派が恐れる「戦前日本」の本当の姿とは?「国威発揚」の物語を検証する。↓本の詳細を見る↓
8位
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新書大賞2024
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ウクライナ戦争/小泉悠(ちくま新書)プーチンの野望とはいったい何か?戦場でいま何が起きているのか?核兵器使用の可能性は?第3次世界大戦はあり得るのか?いつ、どうしたら終わるのか?歴史的事件の全貌を読み解く。↓本の詳細を見る↓
9位
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新書大賞2024
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さらば、男性政治/三浦まり(岩波新書)男性政治の最後の砦、永田町がジェンダー平等な社会への流れを阻んでいる。こうした日本の現実を超えて、女性も、男性も、マイノリティも、誰もが生きやすい社会への道を探る。↓本の詳細を見る↓
10位
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新書大賞2024
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ダーウィンの呪い/千葉聡(講談社現代新書)本来、方向性がなく、中立的な進化が、なぜひたすら「進歩」が続くと信じられるようになったのか。進化論が生み出した「迷宮」の謎に挑む。↓本の詳細を見る↓
10位
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新書大賞2024
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社会学の新地平/佐藤俊樹(岩波新書)マックス・ウェーバーとニクラス・ルーマン――科学技術と資本主義によって規定された産業社会の謎に挑む。私たちが生きる「この」「社会」とは何なのかという問いを更新する。↓本の詳細を見る↓
12位
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新書大賞2024
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目的への抵抗/國分功一郎(新潮新書)我々は「目的」に縛られ、大切なものを見失いつつあるのではないか――。コロナ危機以降の世界に対して覚えた違和感、その正体に哲学者が迫る。↓本の詳細を見る↓
13位
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新書大賞2024
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ガンディーの真実/間永次郎(ちくま新書)西洋文明が生み出すあらゆる暴力に抗う思想・実践としての非暴力思想はいかに生まれたのか。ガンディーの生涯そのものから、後の世代に大きな影響を与えた思想の全貌と限界に迫る。↓本の詳細を見る↓
13位
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新書大賞2024
13位 -
ジェンダー格差/牧野百恵(中公新書)日本停滞の理由がここにある。議員の女性枠導入=クオータ制が、質の低下より無能な男性議員排除に繋がる、女性への規範が弱い国ほど高学歴女性が出産するエビデンスなどを提示。↓本の詳細を見る↓
13位
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新書大賞2024
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唐 東ユーラシアの大帝国/森部豊(中公新書)太宗、高宗の時代に突厥・高句麗を破り、最盛期を築いた唐。歴代皇帝の事績を軸に、対外戦争、経済、社会制度、宮廷内の権謀術数を活写。東ユーラシア帝国二九〇年の興亡を巨細に描く。↓本の詳細を見る↓
16位
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新書大賞2024
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実験の民主主義/宇野重規(中公新書)新しい時代には、新しい政治学が必要である。19世紀の大転換期を生きたトクヴィルの思索と行動を手がかりに、平等・結社・行政・市民のイメージを一新し、実験の民主主義像を描き出す。↓本の詳細を見る↓
17位
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新書大賞2024
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ゼロからの『資本論』/斎藤幸平(NHK出版新書)コミュニズムが不可能だなんて誰が言った?『人新世の「資本論」』で日本の読者を得た著者が、「物質代謝」の観点からていねいに解説する、いちばん分かりやすいマルクス入門。↓本の詳細を見る↓
18位
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新書大賞2024
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自称詞〈僕〉の歴史/友田健太郎(河出新書)なぜ〈僕〉という一人称は明治以降、急速に広がり、ほぼ男性だけに定着したのか。古代から現代までの〈僕〉の変遷を詳細に追い、現代の日本社会が抱える問題まで浮き彫りにする画期的な書。↓本の詳細を見る↓
19位
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新書大賞2024
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「おふくろの味」幻想/湯澤規子(光文社新書)なぜ私たちは肉じゃがにほっとしてしまうのか?無性に食べたくなる時もあれば、揉め事の火種にもなる。誰もが一度は聞いたことがあるのに正体不明の「味」の謎――。↓本の詳細を見る↓
19位