昔ながらの街の書店が減っている一方で、ここ数年、独立書店の開業が増えているそうです。
そこで、書店店主や書店員さんが綴ったエッセイなど、本屋好きの方におすすめの本をまとめてみました。
本屋の開業や働き方、本屋の日常などに興味がある方はぜひ読んでみては!
書店店主&書店員が綴ったおすすめ本15選!
しぶとい十人の本屋/辻山良雄(単行本)

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荻窪に新刊書店「Title」を開いて8年。
ふと自分の仕事がわからなくなり、全国にいる仲間のもとへ。
高久書店、市場の古本屋ウララ、長谷川書店、誠光社、定有堂書店……。
生きる手ごたえのある仕事をする――少し偏屈、でも愛すべき本屋を訪ねる旅。
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本屋、ひらく/本の雑誌編集部(単行本)

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この町に、本屋があったらいいなと思った──。
「書店が減っている」といわれる中で、新しい本屋を開く人たちがいる。
本屋イトマイ、本のお店スタントン、本は人生のおやつです!!、汽水空港、TUGBOOKS……。
そんな22人がリアルな言葉で綴る、本屋への想いと商いの日々。
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さあ、本屋をはじめよう/和氣正幸 監修(単行本)

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独立書店と呼ばれる「新しい形の町の本屋」が次々と開店している。
フラヌール書店、本屋ルヌガンガ、BOOKSHOP本と羊、twililight、READAN DEAT……。
不況でも情熱とアイデアで本屋を始められるこの時代。
18人の書店主たちの貴重な体験の証言により、新しい本屋の可能性を探る。
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本をともす/小谷輝之(単行本)

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二十五年の会社員生活を経て開業した葉々社。
本屋と出版社を兼務し、本を売りながら、本を作ってもいる。
毎日、どんなことを考えながら本屋の仕事を継続してきたのか。
葉々社の店主の日々の仕事を綴ったエッセイ。
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私的な書店/チョン・ジヘ(単行本)

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読者から編集者へ、編集者から書店員へ、書店員から図書館スタッフへ。
場所と役割を変えながら彼女がたどりついた先は、本屋でお客さんに本を処方する「たったひとりのための本屋」だった――。
韓国・ソウルの独立系書店・店主が綴る本屋運営の喜びと葛藤。
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ブックセラーズ・ダイアリー/ショーン・バイセル(単行本)

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本を買いに行ったはずが、書店を買ってしまった。
変わり者の店主が、同じく変わり者の従業員とともに、ネット書店時代の荒波に立ち向かう――。
スコットランド最大の古書店の一年を綴ったサバイバル日記。
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本屋、はじめました/辻山良雄(ちくま文庫)

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物件探し、店舗デザイン、カフェのメニュー、イベント、ウェブ、棚づくり。
個人経営の書店が存続していくための工夫とは――。
新刊書店Title開業の記録を綴ったエッセイ。
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小さな声、光る棚/辻山良雄(単行本)

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まともに思えることだけやればよい。
荻窪の書店店主が考えた、よく働き、よく生きること。
新刊書店Titleの日常を綴ったエッセイ。
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増補 本屋になりたい この島の本を売る/宇田智子(ちくま文庫)

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「本屋になりたい」の一念で、東京の超巨大新刊書店員から那覇の極小古書店主に。
島の本を買い取り、売る日々の中で考えたこととは。
市場の本屋で、本と人の間に立ち、奮闘する毎日を記した元本より7年を経て大幅加筆。
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町の本屋という物語 定有堂書店の43年/奈良敏行(単行本)

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日本中から本好きや書店員が足を運ぶ鳥取の定有堂書店。
いかにして地域の文化拠点となり、「聖地」となっていったのか。
鳥取の定有堂書店の店主が折に触れつづった言葉から、その軌跡が立ち現れる――。
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ぼくにはこれしかなかった。/早坂大輔(単行本)

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就職するだけが人生ではない。
ぼくは40歳を過ぎてからこの小さな街に小さな本屋を作った。
誰に笑われてもかまわなかった。
それはぼくの人生で、生きることのすべてだったのだから――。
岩手県盛岡市「BOOKNERD」店主が綴る、現在進行中の物語。
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頁をめくる音で息をする/藤井基二(単行本)

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逃げ続けていたら、そこに本があった。
開店時間は深夜23時。
古本を買い取り、古本を売り、なんとか生きている――。
尾道の路地で古本屋弐拾dBを営む店主の随筆集。
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街灯りとしての本屋/田中佳祐、竹田信弥(単行本)

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あなたの街にある小さな本屋さんは、こんなにも面白い。
本屋をはじめるには?本屋を続けるには?
本に魅せられ、小さく小さくはじめた街の本屋11店舗の店主のこれまで、そしてこれからのこと――。
文芸誌『しししし』(双子のライオン堂発行)のメンバーが贈る、本屋の本。
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荒野の古本屋/森岡督行(小学館文庫)

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東京・茅場町にあった古書店&ギャラリー「森岡書店」。
時代に流されない生き方と働き方。
これからの小商いのあり方として関心を集める古本屋はどのように誕生したのか!?
趣味と実益を兼ねてはじめた仕事だからこそ味わえるきびしくも充実の日々を綴ったエッセイ。
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書店不屈宣言/田口久美子(ちくま文庫)

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雑誌売場の今昔、児童書という希望、書店再編とシステム……。
現場で働く書店員は厳しい現状の中で、何を考え、日々の仕事に向かっているのか――。
ジュンク堂池袋本店の副店長として働く田口久美子さんの書店ドキュメント。
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何を読もうかと迷ったときは、読書エッセイやブックガイドを読んでみるのもおすすめです!その他、本特集の雑誌やムックもご紹介しています!
本屋好きの方におすすめ!
東京の美しい本屋さん 最新改訂版/田村美葉(単行本)

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特別な時間にひたれる、とっておきの本屋たち。
ちょっとした非日常へ飛び込もう!
twililight、かもめブックス、Title、本屋B&B、蟹ブックス、旅の本屋のまど、文喫……。
個性豊かな本屋さん33店を美しい写真と共にご案内。
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本のある空間採集/政木哲也(単行本)

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永江朗さん推薦!「書店観察の新しいかたちがここに。」
本と人とまちが織りなす空間の居心地とスケールに迫る!
全国の新刊書店、古書店、私設図書館、ブックカフェ、移動書店など44件を訪ね歩き、空間を実測・図解した一冊。
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はたらく本屋/吉田亮人 写真、矢萩多聞 著(単行本)

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大阪にあるちいさな本屋「長谷川書店」。
子どもからお年寄りまで地域の人たちに愛される町の本屋さん。
朝、お店のなかでは、とどいたばかりの新しい本がぎっしりつまった箱がいったりきたり。
大人と子どもがともに読みながら「はたらく」ことの意味を考えるあたらしい写真絵本。
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ルポ書店危機/山内貴範(単行本)

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街から消滅するのか、存続するのか。
書店数は約2万店から約1万店まで落ち込み、書店のない市町村は26%にのぼる。
町の書店がなくなり風景が変わりつつある街、まだまだ書店が多くある街。
消えゆく街の本屋の現状と未来に焦点を当てたルポルタージュ。
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町の本屋はいかにしてつぶれてきたか/飯田一史(平凡社新書)

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いったいいつから、どのようにして、本屋は消えていったのか?
配本の偏り、低すぎる利益率、国の競争政策……。
書店を追いつめる諸問題に向き合うときが来た――。
知られざる戦後書店抗争史。
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まだまだあります!書店店主&書店員が綴ったおすすめ本!

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めんどくさい本屋 100年先まで続ける道(単行本)
どんな手段を使ってでも、ぼくは自分の本屋を生き残らせる。東京・赤坂の『双子のライオン堂』から本と本屋の未来を築く、たいそう「めんどくさい」店主のこれまでとこれから。
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不完全な司書(単行本)
奈良県東吉野村にひっそりとたたずむ「ルチャ・リブロ」。奈良の山村で私設図書館を開いた司書が綴る、本と図書館の仕事にまつわるエッセイ。
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「一万円選書」でつながる架け橋(単行本)
1冊ずつ心を込めて「売れる本」ではなく「売りたい本」を売る。読者が運命の1冊に巡り合うお手伝いをする、小さな本屋さんの物語。
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一万円選書(ポプラ新書)
本をどう選び、どう読むか――。1年でわずか3日だけの募集で、常時3000人待ちともいわれている一万円選書を書籍で疑似体験。北国の小さな本屋が起こした奇跡の物語。
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本屋で待つ(単行本)
町の人たちがなんでも相談にくる広島の山間の本屋「ウィー東城店」。地域の小売店の可能性と、そこで成長する若者たちの姿を描く。
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ぼくは本屋のおやじさん(ちくま文庫)
置きたい本が入荷しない小さな店のもどかしさ、書店主同士で通信を作り交流……。22歳(1969年)の時にロックグループをやめ、小さな書店を始めた著者の奮闘記。
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女子の古本屋(ちくま文庫)
ネットはもちろん、リアル書店でも、カフェや雑貨なども併設するなど、独自の品揃えで注目の女性店主の古書店。個性的な13人の店主の素顔と開業までのストーリー。
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書店繁盛記(ポプラ文庫)
本屋さんの事件簿、大型書店オープンまでの道のりなど、書店の裏話が満載!若い書店員たちの奮闘を綴ったエッセイ集。
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書店風雲(ちくま文庫)
ベストセラーを売るように大量の思想書を積み、曲線と山型の書棚には世界の尖端があふれていた。「ひと」と「文化」を武器に旋風を巻き起こした「池袋リブロ」の時代を描いた本。
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