昔ながらの街の書店が減っている一方で、ここ数年、独立書店の開業が増えているそうです。
そこで、書店店主や書店員さんが綴ったエッセイなど、本屋好きの方におすすめの本をまとめてみました。
本屋の開業や働き方、本屋の日常などに興味がある方はぜひ読んでみては!
書店店主&書店員が綴ったおすすめ本15選!
しぶとい十人の本屋/辻山良雄(単行本)
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荻窪に新刊書店「Title」を開いて8年。
ふと自分の仕事がわからなくなり、全国にいる仲間のもとへ。
高久書店、市場の古本屋ウララ、長谷川書店、誠光社、定有堂書店……。
生きる手ごたえのある仕事をする――少し偏屈、でも愛すべき本屋を訪ねる旅。
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町の本屋という物語 定有堂書店の43年/奈良敏行(単行本)
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いかにして地域の文化拠点となり、日本中から本好きや書店員が足を運ぶ「聖地」となっていったのか。
鳥取の定有堂書店の店主が折に触れつづった言葉から、その軌跡が立ち現れる――。
〈本の力〉が疑われる今まさに、手に取るべき一冊。
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本屋、ひらく/本の雑誌編集部(単行本)
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この町に、本屋があったらいいなと思った──。
「書店が減っている」といわれる中で、新しい本屋を開く人たちがいる。
本屋イトマイ、本のお店スタントン、本は人生のおやつです!!、汽水空港、TUGBOOKS……。
そんな22人がリアルな言葉で綴る、本屋への想いと商いの日々。
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ブックセラーズ・ダイアリー/ショーン・バイセル(単行本)
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スコットランド最大の古書店の一年を綴ったサバイバル日記。
本を買いに行ったはずが、書店を買ってしまった――。
変わり者の店主が、同じく変わり者の従業員とともに、ネット書店時代の荒波に立ち向かう。
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本屋、はじめました/辻山良雄(ちくま文庫)
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新刊書店Title開業の記録を綴ったエッセイ。
物件探し、店舗デザイン、カフェのメニュー、イベント、ウェブ、そして「棚づくり」の実際。
個人経営の書店が存続していくための工夫とは。
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小さな声、光る棚/辻山良雄(単行本)
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新刊書店Titleの日常を綴ったエッセイ。
まともに思えることだけやればよい。
荻窪の書店店主が考えた、よく働き、よく生きること。
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増補 本屋になりたい この島の本を売る/宇田智子(ちくま文庫)
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「本屋になりたい」の一念で、東京の超巨大新刊書店員から那覇の極小古書店主に。
島の本を買い取り、売る日々の中で考えたこととは。
市場の本屋で、本と人の間に立ち、奮闘する毎日を記した元本より7年を経て大幅加筆。
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すこし広くなった 「那覇の市場で古本屋」それから/宇田智子(単行本)
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沖縄那覇の「市場の古本屋ウララ」店主のエッセイ。
市場の引越、アーケードの建替、コロナ禍……それでも続く市場の日々。
本のこと、市場のこと、お客さんとのやりとりなどを綴った、あれからとこれから。
『那覇の市場で古本屋』第二弾!
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那覇の市場で古本屋 ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々/宇田智子(単行本)
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日本一大きな本屋の書店員から、日本一狭い古本屋の店主へ。
ジュンク堂書店那覇店の開店とともに沖縄に異動してきた著者が、2年後、第一牧志公設市場の向かいで古本屋を始めることに。
路上に座って店番をしながら出会った人々との交友を綴った「市場の古本屋ウララ」店主のエッセイ。
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ぼくにはこれしかなかった。/早坂大輔(単行本)
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岩手県盛岡市「BOOKNERD」店主が綴る、現在進行中の物語。
就職するだけが人生ではない。
ぼくは40歳を過ぎてからこの小さな街に小さな本屋を作った。
誰に笑われてもかまわなかった。
それはぼくの人生で、生きることのすべてだったのだから――。
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頁をめくる音で息をする/藤井基二(単行本)
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尾道の路地で古本屋弐拾dBを営む店主の随筆集。
逃げ続けていたら、そこに本があった。
開店時間は深夜23時。
古本を買い取り、古本を売り、なんとか生きている――。
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街灯りとしての本屋/田中佳祐、竹田信弥(単行本)
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文芸誌『しししし』(双子のライオン堂発行)のメンバーが贈る、本屋の本。
あなたの街にある小さな本屋さんは、こんなにも面白い。
本屋をはじめるには?本屋を続けるには?
本に魅せられ、小さく小さくはじめた街の本屋11店舗の店主のこれまで、そしてこれからのこと――。
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荒野の古本屋/森岡督行(小学館文庫)
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東京・茅場町にあった古書店&ギャラリー「森岡書店」の誕生秘話を描いた本。
時代に流されない生き方と働き方。
これからの小商いのあり方として関心を集める古本屋はどのように誕生したのか!?
趣味と実益を兼ねてはじめた仕事だからこそ味わえるきびしくも充実の日々を描いた一冊。
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ぼくは本屋のおやじさん/早川義夫(ちくま文庫)
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22歳(1969年)の時にロックグループをやめ、小さな書店を始めた著者の奮闘記。
置きたい本が入荷しない小さな店のもどかしさ。
冊子『読書手帖』を作って客とふれあい、書店主同士で通信を作り交流。
再び歌手を始めるまでの22年間で学んだ大切なこととは。
文庫化にあたり、エッセイ8本と「早川書店」のブックカバー等を収録。
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女子の古本屋/岡崎武志(ちくま文庫)
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個性的な13人の店主の素顔と開業までのストーリーを紹介した本。
いま女性店主の古書店が面白い!
ネットはもちろん、リアル書店でも、カフェや雑貨なども併設するなど、独自の品揃えで注目の個性的な古書店が増えている―。
文庫化にあたり、「それからの『女子の古本屋』」を増補・追加取材。
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本屋好きの方におすすめ!
東京の美しい本屋さん 最新改訂版/田村美葉(単行本)
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特別な時間にひたれる、とっておきの本屋たち。
ちょっとした非日常へ飛び込もう!
twililight、かもめブックス、Title、本屋B&B、蟹ブックス、旅の本屋のまど、文喫……。
個性豊かな本屋さん33店を美しい写真と共にご案内。
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本のある空間採集/政木哲也(単行本)
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永江朗さん推薦!「書店観察の新しいかたちがここに。」
本と人とまちが織りなす空間の居心地とスケールに迫る!
全国の新刊書店、古書店、私設図書館、ブックカフェ、移動書店など44件を訪ね歩き、空間を実測・図解した一冊。
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ルポ書店危機/山内貴範(単行本)
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街から消滅するのか、存続するのか。
書店数は約2万店から約1万店まで落ち込み、書店のない市町村は26%にのぼる。
町の書店がなくなり風景が変わりつつある街、まだまだ書店が多くある街。
消えゆく街の本屋の現状と未来に焦点を当てたルポルタージュ。
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まだまだあります!書店店主&書店員が綴ったおすすめ本!
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不完全な司書(単行本)
奈良県東吉野村にひっそりとたたずむ「ルチャ・リブロ」。奈良の山村で私設図書館を開いた司書が綴る、本と図書館の仕事にまつわるエッセイ。
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「一万円選書」でつながる架け橋(単行本)
1冊ずつ心を込めて「売れる本」ではなく「売りたい本」を売る。読者が運命の1冊に巡り合うお手伝いをする、小さな本屋さんの物語。
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一万円選書(ポプラ新書)
本をどう選び、どう読むか――。1年でわずか3日だけの募集で、常時3000人待ちともいわれている一万円選書を書籍で疑似体験。北国の小さな本屋が起こした奇跡の物語。
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本屋で待つ(単行本)
町の人たちがなんでも相談にくる広島の山間の本屋「ウィー東城店」。地域の小売店の可能性と、そこで成長する若者たちの姿を描く。
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書店不屈宣言(ちくま文庫)
現場で働く書店員は厳しい現状の中で、何を考え、日々の仕事に向かっているのか――。ジュンク堂池袋本店の副店長として働く田口久美子さんの書店ドキュメント。
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書店繁盛記(ポプラ文庫)
本屋さんの事件簿、大型書店オープンまでの道のりなど、書店の裏話が満載!若い書店員たちの奮闘を綴ったエッセイ集。
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書店風雲(ちくま文庫)
ベストセラーを売るように大量の思想書を積み、曲線と山型の書棚には世界の尖端があふれていた。「ひと」と「文化」を武器に旋風を巻き起こした「池袋リブロ」の時代を描いた本。
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