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戦争と平和について考える本8選【小説・コミック編】

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憲法9条問題、安保法案など、戦後の大転換を迎えようとしている日本。
毎年、終戦記念日が近づくと、書店にも戦争に関する本の特集棚をよく見かけます。

小説・コミック編では、あらためて戦争と平和について考えるきっかけになる、おすすめの小説やコミックをご紹介します。

戦争と平和について考える小説&コミック8選!

愛と笑いと勇気の物語
『少年H(上)』妹尾河童

少年H(上)
妹尾河童さんの自伝的小説。
両親、やさしい妹、ゆかいな友だちに囲まれる、楽しい毎日。
それなのに最近、おかしなことが増えてきた。
これって戦争のせい!?
70年前の日本を少年の目で描いた、愛と笑いと勇気の物語。
毎日出版文化賞特別賞受賞作。

北の最果てキスカ島での救出劇
『八月十五日に吹く風』松岡圭祐(講談社文庫)

八月十五日に吹く風
キスカ島に残された軍人五千人の救出劇を描いた物語。
命を軽視し玉砕に向かうという野蛮な日本人観が、一人の米軍諜報部員の報告で覆った。
1943年、北の最果てのキスカ島、日本は人道を貫き五千人の兵員を助けた―。
戦史に残る大規模撤退作戦を、日米双方の視点で描く感動の物語。

過酷にして清冽なる愛の物語
『永遠の0』百田尚樹

永遠の0
零戦パイロット・宮部久蔵の愛と苦悩を描いた物語。
「生きて帰る」という妻との約束にこだわり続けた男は、なぜ特攻に志願したのか?
記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは―。
はるかなる時を超えて結実した過酷にして清冽なる愛の物語。

力強く生きる姿を描いた長編傑作の第1巻!
『ヒロシマ 1949』那須正幹

ヒロシマ 1949
戦後の広島を舞台に、三代の母娘が力強く生きる姿を描いた本。
1945年8月6日、広島に原子爆弾が炸裂した。
市橋靖子は幼い娘の和子をつれてなんとか逃げのびる―。
復興していく人々の生活と心情が描かれた長編傑作の第1巻!

読む度に胸が締め付けられる永遠の名作
『火垂るの墓』野坂昭如

火垂るの墓
浮浪児兄妹の餓死までを描いた物語。
空襲で親を失った14歳と清太と4歳の節子。
兄妹はいかに生き、なぜ死なねばならなかったのか―。
読む度に胸が締め付けられる永遠の名作!
『火垂るの墓』をはじめ全6編を収載。

16歳のマリが挑む現代の「東京裁判」
『東京プリズン』赤坂真理

東京プリズン
16歳のマリが挑む現代の「東京裁判」を描いた物語。
日本の学校になじめずアメリカの高校に留学したマリに、進級をかけたディベートが課される。
それは日本人を代表して「天皇の戦争責任」について弁明するというものだった―。
“文学史的事件”と呼ばれた名作!

太平洋戦争末期の名古屋を舞台にしたコミック
『あとかたの街(1)』おざわゆき

あとかたの街(1)
太平洋戦争末期の名古屋を舞台にしたコミック。
太平洋戦争末期の昭和19年、名古屋。
木村家次女・あいは、自分が戦争に参加しているなんて気持ちは、これっぽっちもなかった。
しかし、米軍にとって名古屋は、東京や大阪と並んで重要攻撃目標だった―。

戦中の広島県の軍都、呉を舞台にしたコミック
『この世界の片隅に(前編)』こうの史代

この世界の片隅に(前編)
戦中の広島県の軍都、呉を舞台にしたコミック。
すずは広島市から呉へ嫁ぎ、あくせくしてる間にようやく呉の街にも馴染んできた。
しかし戦況は厳しくなり、配給も乏しく日々の生活に陰りが…。

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