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読んでも美味しい!おすすめの食エッセイ15選【女性作家・著者編】

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石井好子、平松洋子、平野紗季子、森下典子、向田邦子など、女性の作家やエッセイスト、料理家が綴ったおすすめの食エッセイをご紹介します。

ごちそうは食べるともちろん美味しいのですが、読んでも美味しい!
そこには懐かしさを感じるごはんの話、未知の料理や食の世界が広がっています。

おすすめの食エッセイ15選【女性作家・著者編】

巴里の空の下オムレツのにおいは流れる/石井好子(河出文庫)

巴里の空の下オムレツのにおいは流れる(河出文庫)
戦後まもなく渡ったパリで、下宿先のマダムが作ったバタたっぷりのオムレツ。
レビュの仕事仲間と夜食に食べた熱々のグラティネ――。
1950年代の古きよきフランス暮らしと思い出深い料理の数々を軽やかに歌うように綴った、昭和の料理エッセイの金字塔。【新装版】
第11回日本エッセイスト・クラブ賞受賞作。

東京の空の下オムレツのにおいは流れる/石井好子(河出文庫)

東京の空の下オムレツのにおいは流れる(河出文庫)
ナスで作る貧乏人のキャビア、たまには和食でセリと油揚げのすきやきふう。
あるときはスペインの浜辺でパエリャに舌鼓をうち、またあるときはカポーティのベイクドポテトに想いを馳せ、なべ料理に亡き夫を思い出す。
訪れた世界各国の味、家族や友人と囲んだ食卓、そしてなにより食べることの豊かさと歓びを綴った料理エッセイの名著。【新装版】
『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』姉妹編。

酔いどれ卵とワイン/平松洋子(文春文庫)

酔いどれ卵とワイン(文春文庫)
ほろ酔いが生む意外なひと皿の愉しみとは?
千倉の海で仕入れた旬のサザエで作るカレー、生のピーマンを輪切りにして砂糖をひと振り、冬のスタートには柿の白和え……。
心と身体に効く「おいしい」を深く追う、64編。

生まれた時からアルデンテ/平野紗季子(文春文庫)

生まれた時からアルデンテ(文春文庫)
すべての幸福は食から始まる。
世界一のレストランの殺気に満ちた食事に、味に表情がある学食のカレー。
平和なフルーツサンド界を脅かす圧倒的存在や、想像力を逞しくさせる嫌いな味。
愛と希望と欲に満ちた、ミレニアル世代の傑作味覚エッセイ。

こいしいたべもの/森下典子(文春文庫)

こいしいたべもの(文春文庫)
母手作りのバターがとろける甘いホットケーキ、父が大好きだった少し焦げ目がついたビーフン、遅い青春時代に食べた夜明けのぺヤング……。
味の記憶をたどると、眠っていた思い出の扉が開き、胸いっぱいになった事はありませんか?
優しい視点でユーモアたっぷり、胸にホロリとくる22品の美味しいカラーイラストエッセイ集。

洋食 小川/小川糸(幻冬舎文庫)

洋食 小川(幻冬舎文庫)
寒い日には体と心まで温まるじゃがいもと鱈のグラタン、春になったら芹やクレソンのしゃぶしゃぶを。
石垣島から届いたパイナップルでタルトを焼いたり、ペンギンの仕事場にトンカツの出前をすることも。
大切な人、そして自分のために、洋食小川は大忙し!
作家・小川糸の台所での日々を綴ったエッセイ。

たべる生活/群ようこ(朝日文庫)

たべる生活(朝日文庫)
料理は好きじゃない、どちらかというと嫌い。
でも、とにかく体は、たべるもので出来ている。
日々の食、だしと道具の関係から夏バテ、糖質制限、外食、子どもの食育まで──。
たべることにとことん向き合った食エッセイ。

わるい食べもの/千早茜(集英社文庫)

わるい食べもの(集英社文庫)
アフリカで体験した衝撃的なウニの記憶、お洒落カフェで身体にいいメニューを試したら鳥のエサになった話……。
いい食べものはもうたくさん。
食をテーマに幼少期の記憶から創作の裏側、世の中への疑問まで、多彩にそしてちょっぴり偏屈に綴った、食いしん坊作家の気高く勇敢な食エッセイ。

やっぱり食べに行こう。/原田マハ(毎日文庫)

やっぱり食べに行こう。(毎日文庫)
パリ、NY、ロンドン、スペイン、ロシア、京都、蓼科……。
世界中の「おいしい!」を探しに、いざ、アートと小説と美味探訪の旅へ!
小説、アートと同じくらいおいしいものが大好き!
ピカソやゴッホを訪ね、取材先で食べた思い出の一品を綴った、至福の食べ歩きエッセイ。

今日もごちそうさまでした/角田光代(新潮文庫)

今日もごちそうさまでした(新潮文庫)
自他共に認める肉好きのカクタさんに、食革命が起こった。
なんと苦手だった野菜、きのこ、青魚、珍味類が食べられる!
次々出会う未知の食材は、買って作って味わう毎日を楽しい発見で彩ります。
読むほどに、次のごはんが待ち遠しくなる絶品食エッセイ。

海苔と卵と朝めし/向田邦子(単行本)

海苔と卵と朝めし(単行本)
それがおいしいとなると、もう毎日でも食べたい。
ちいさなこだわり、忘れられない味。
幼い頃の食卓の情景から病気が治ったら食べたいもののリストまで。
作家・向田邦子の食いしん坊エッセイ傑作選。

たべるたのしみ/甲斐みのり(単行本)

たべるたのしみ(単行本)
私にとって食べることは、生きることだ。
永遠に輝き続けるおいしい味の記憶を綴った54の物語。
文筆家・甲斐みのりの美味しい随筆集。

気ぬけごはん/高山なおみ(単行本)

気ぬけごはん(単行本)
『暮しの手帖』の人気連載、料理家・高山なおみの料理エッセイ「気ぬけごはん」が一冊に。
飾らない日常でうまれた、身近なごはん。
60品ほどのレシピが添えられた、あなたの心をほぐしてくれる、暮らしと料理のエッセイ。

買えない味/平松洋子(ちくま文庫)

買えない味(ちくま文庫)
一晩寝かしたお芋の煮っころがし、土瓶で淹れた番茶、風にあてた干し豚の滋味……。
日常の中にあるおいしいものたち。
お金では決して買えない味がある。
自分の身の回りにある買えない味の数々を綴ったエッセイ集。
第16回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。

ひさしぶりの海苔弁/平松洋子(文春文庫)

ひさしぶりの海苔弁(文春文庫)
春の終わり、にょきにょき伸びるアスパラガス。
真夏に囓るきゅうりの爽快さ。
目にしみるさんまの煙に秋の到来を感じ、酉の市で手に入れる切山椒は歳末の風物詩。
おつな味、いまの味が記憶の扉を開く。
食を楽しみ、食を哲学する絶品エッセイ特盛83篇。
安西水丸のイラストを計60点収録。

まだまだあります!おすすめの食エッセイ【女性作家・著者編】

ショートケーキは背中から(単行本)
ショートケーキは背中から(単行本)
『生まれた時からアルデンテ』から10年、やっぱり虚無にはごはんが効く。実家すぎる店からいつかは訪れたい名店まで、人より貪欲に食べ、言葉を探し続けた平野紗季子のエッセイ集。
箸もてば(ちくま文庫)
箸もてば(ちくま文庫)
時のうつろい、四季のうつりかわりととも自然の恵みとどう出合い、どう調理し、食べ、そして飲んだか。作家・石田千による、つくる、飲む、食べる日々をつづったエッセイ集。
ご飯の島の美味しい話(幻冬舎文庫)
ご飯の島の美味しい話(幻冬舎文庫)
かもめ食堂、深夜食堂、海街diary……どんな現場でも心がけているのは、楽しんで作るということ。人気フードスタイリストの、料理の裏話とともに日々の出来事を綴ったエッセイ集。
アフロえみ子の四季の食卓(幻冬舎文庫)
アフロえみ子の四季の食卓(幻冬舎文庫)
冷蔵庫なし、カセットコンロ1台。調理時間10分で、一食200円。驚きの「一汁一菜」生活を続けるアフロえみ子が、1年間の記録を大公開。
昨日のパスタ(幻冬舎文庫)
昨日のパスタ(幻冬舎文庫)
保存食を作ったり、お鍋を愛でたり。小さな暮らしに流れる優しい時間。当たり前すぎて気がつかなかった大切なことを綴ったエッセイ。
いとしいたべもの(文春文庫)
いとしいたべもの(文春文庫)
できたてオムライスにケチャップをかける鮮やかな一瞬、あつあつの鯛焼きの香ばしい香り……。ユーモアに満ちた視点と、ほのぼのイラストでお届けする、23品のおいしいエッセイ集。
しつこく わるい食べもの(集英社文庫)
しつこく わるい食べもの(集英社文庫)
いいさ、いいさ、いまくらい好きなものを食べるがいいさ。偏屈でめんどくさい食いしん坊作家の食エッセイ、シリーズ第2弾!人気イラストレーター・北澤平祐の挿画も多数収録。
こりずに わるい食べもの(単行本)
こりずに わるい食べもの(単行本)
果てなき欲望の海原を食って食らって突き進め!京都の偏屈な食いしん坊作家、初の東京ひとり暮らしへ――。「体にいい」の呪縛を解く食エッセイ、シリーズ第3弾!
メロンと寸劇(単行本)
メロンと寸劇(単行本)
誰もが懐かしくもホロリとする、向田邦子の食エッセイ。食べものと、それにまつわる人間を見事に描いた珠玉作品を厳選収録。「寺内貫太郎一家 2」から単行本未収録脚本も一本併録。
気ぬけごはん 2(単行本)
気ぬけごはん 2(単行本)
『暮しの手帖』の人気連載、料理家・高山なおみの料理エッセイ「気ぬけごはん」の第2集。肩の力をふっとぬいて、自由に作る料理には、新たな発見と、心底ほっとするおいしさがある。
買えない味2 はっとする味(ちくま文庫)
買えない味2 はっとする味(ちくま文庫)
刻みパセリをたっぷり入れたオムレツの味わいの豊かさ、ペンチで砕いた胡椒の華麗な破壊力……身近なものたちの隠された味は一度知ったらやめられない。『買えない味』に続くエッセイ集第二集。
買えない味3 おいしさのタネ(ちくま文庫)
買えない味3 おいしさのタネ(ちくま文庫)
料理ができあがるまでの待ち時間も、路地裏で迷いに迷ってお店を見つけることも、皆で行列に並ぶことも…それも全部味のうち。心に残る味にまつわる風景を綴ったエッセイ48篇。
食記帖(単行本)
食記帖(単行本)
土地の食物、季節の野菜、耳慣れないイタリアの調味料やパスタの名前……。東京から熊本へ嫁いで、ふと書き始めた料理家・細川亜衣の食べもの日記。
バタをひとさじ、玉子を3コ(河出文庫)
バタをひとさじ、玉子を3コ(河出文庫)
義父に作ったかつお節入りオムレツ、休日のブランチ、差し入れのビーフシチュー……。パリ仕込みのエレガンスとエスプリ溢れる食エッセイ集。
世界のへんな肉(新潮文庫)
世界のへんな肉(新潮文庫)
世界は広い。ところ変われば、肉も変わる。キリン、ラクダ、ビーバー、トナカイ…、あいつもこいつも食べちゃった!ゆるかわなイラストと共に綴った、世界放浪おもしろ肉エッセイ!

その他のおすすめ食エッセイまとめ

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