石井好子さん、平松洋子さん、高山なおみさんなど、女性の作家やエッセイスト、料理家が綴った、おすすめの食エッセイをご紹介します。
ごちそうは食べるともちろん美味しいのですが、読んでも美味しい!
そこには懐かしさを感じるごはんの話、未知の料理や食の世界が広がっています。
おすすめ食エッセイ15選!<女性作家・著者>
巴里の空の下オムレツのにおいは流れる/石井好子(単行本)

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石井好子さんの料理エッセイ。
下宿先のマダムが作ったバタたっぷりのオムレツ、レビュの仲間と食べた熱々のグラティネ…。
1950年代の古きよきフランス暮らしと思い出深い料理たちが綴られた一冊です。
第11回日本エッセイスト・クラブ賞受賞作。
※河出文庫より
文庫化もされています。
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東京の空の下オムレツのにおいは流れる/石井好子(単行本)

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石井好子さんの料理エッセイ。
あるときはスペインの浜辺でパエリャに舌鼓をうち、またあるときはカポーティのベイクドポテトに想いを馳せ…。
食べることの歓びがあふれる素敵な一冊です。
『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』姉妹編。
※河出文庫より
文庫化もされています。
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たべるたのしみ/甲斐みのり(単行本)

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“私にとって食べることは、生きることだ”
永遠に輝き続けるおいしい味の記憶を綴った54の物語。
「たべるたのしみ」が存分に味わえる、あたたかく美味しい随筆集。
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気ぬけごはん 2/高山なおみ(単行本)

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料理家・高山なおみさんの料理エッセイ。
気取りのない料理が、何よりもおいしい。
肩の力をふっとぬいて、自由に作る料理には、新たな発見と、心底ほっとするおいしさがある。
『暮しの手帖』の人気連載「気ぬけごはん」の第2集。
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食記帖/細川亜衣(単行本)

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料理家・細川亜衣さんの食べもの日記。
土地の食物、季節の野菜、耳慣れないイタリアの調味料やパスタの名前…。
東京から熊本へ嫁いで、ふと書き始めた食べもの日記。
食欲と料理欲、読書欲を刺激する、新しい料理の本です。
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海苔と卵と朝めし/向田邦子(単行本)

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作家・向田邦子さんの食いしん坊エッセイ傑作選。
ちいさなこだわり、忘れられない味。
幼い頃の食卓の情景から病気が治ったら食べたいもののリストまで、向田邦子の真骨頂。
思い出の料理、日々の味など著者の魅力が満載の一冊です。
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東京甘味食堂/若菜晃子(講談社文庫)

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今も残る昭和の風情漂う名店を訪ね歩く甘味エッセイ。
あんみつ、くず餅、かき氷、みたらし団子にところてん…、やさしい味にほっと和んで思いを馳せる、人生のあれこれ。
有名店から隠れた名店まで、東京都内60軒のおいしくて楽しい街歩きエッセイです。
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洋食 小川/小川糸(幻冬舎文庫)

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台所での日々を綴った、作家・小川糸さんのエッセイ。
寒い日には体と心まで温まるじゃがいもと鱈のグラタン、春になったら芹やクレソンのしゃぶしゃぶを―。
大切な人、そして自分のために、洋食小川は大忙し!
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世界のへんな肉/白石あづさ(新潮文庫)

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ゆるかわなイラストと共に綴った、世界放浪おもしろ肉エッセイ!
世界は広い。ところ変われば、肉も変わる。
キリン、ラクダ、ビーバー、トナカイ…、あいつもこいつも食べちゃった!
楽しい旅と忘れられない味の記憶が綴られた、めくるめく肉紀行です。
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買えない味3 おいしさのタネ/平松洋子(ちくま文庫)

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台所で、街角で、旅先で、味の背景には思いもかけない世界が広がっている。
料理ができあがるまでの待ち時間も、路地裏で迷いに迷ってお店を見つけることも、皆で行列に並ぶことも…それも全部味のうち。
心に残る味にまつわる風景を綴った、平松洋子さんのエッセイ48篇。
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こいしいたべもの/森下典子(文春文庫)

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母手作りの、バターがとろける甘いホットケーキ、父が大好きだった、少し焦げ目がついたビーフン、遅い青春時代に食べた、夜明けのぺヤング……。
味の記憶をたどると、眠っていた思い出の扉が開き、胸いっぱいになった事はありませんか?
優しい視点でユーモアたっぷり、胸にホロリとくる22品の美味しいカラーイラストエッセイ集。
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ひさしぶりの海苔弁/平松洋子(文春文庫)

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週刊文春連載「この味」をまとめた食エッセイ。
新幹線で食べる海苔弁の美味さ、油揚げが人格者である理由、そして、かまぼこ板の美学とは―。
安西水丸さんのイラストも多数掲載。
食を愉しみ、食を哲学するヒラマツ食物誌の決定版。
読みながらヨダレが溜まってくること必至のエッセイです!
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バタをひとさじ、玉子を3コ/石井好子 (河出文庫)

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『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』著者・石井好子さんの食エッセイ。
義父に作ったかつお節入りオムレツ、休日のブランチ、差し入れのビーフシチュー―。
パリ仕込みのエレガンスとエスプリ溢れる食のあれこれ。
食いしん坊必読のお料理エッセイです!
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帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。/高山なおみ(文春文庫)

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料理家・高山なおみさんが、30代の頃の日々を綴ったエッセイ。
本格的な「料理家」になる途中のサナギのようなころ、なにかの中間にいることの落ち着かなさ―。
なにげない日々のなにげない出来事が静かに心を揺らし、切なく痛い。
不安さえ見え隠れする淡い心持ちが綴られたエッセイ集。
「文から生まれたRECIPE」ブック付き。
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くいしんぼう/高橋みどり(ちくま文庫)

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スタイリスト・高橋みどりさんのごはんエッセイ。
くつろいで食べる自宅のごはんがシアワセ。
でも外食したり、遠出したり、仕事あとの一杯も大好き。
料理する、食べる、それを繰り返す。
読んでおいしい生活の基本が綴られた一冊です。
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まだまだあります!おすすめ食エッセイ

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檀一雄さん、北大路魯山人さん、吉本隆明さんなど、男性の作家やエッセイスト、料理家が綴った、おすすめの食エッセイをご紹介します!

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そば、ドーナツ、カレーなど、作家やエッセイスト、料理家が食の話を綴った、おすすめのエッセイ・アンソロジーをご紹介します!